「団体信用生命保険」とは、ローンの債権者である金融機関等を保険契約者及び受取人とし、ローンを借りている債務者を被保険者とする保険契約であり、被保険者に万が一があった場合、生命保険会社より支払われる保険金により、借入債務が弁済される制度のことです。
「団体信用生命保険」は掛け捨ての保険であり、融資残額を保険金額としています。保険料については、一般的な保険のように毎月払うというよりは、ローンの借入金利に上乗せしているケースが多くあります。
「団体信用生命保険」にも種類があり、三大疾病特約付きや八大疾病特約付きなどがあります。
なお、「団体信用生命保険」で保険金が支払われた場合は、所得税の納税義務はないものの、生命保険料控除の対象外となります。