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短期間の土地活用で収益は出せる?実現可能な活用法と大切なポイント

最終更新日: 2023.11.28

土地活用というとアパート経営やマンション経営などを思い浮かべる方が多いでしょう。

一般的に上記のような賃貸物件は中長期的な計画で実施する場合が多いですが、土地活用は他にもさまざまな方法があり、中には短期間で収益を出せる活用法も存在します。

しかし、短期間で収益を出せる活用法は、簡単に始められるメリットがある一方、利回りが低いなどのデメリットも多くあります。

そのため、失敗を防ぐためには自分にとって適切な方法かどうかを、事前によく検討することが大切です。

そこで本記事では短期間で収益を出しやすい土地活用の方法や、成功するためのポイントについて解説します。


>>関連記事:「土地活用の方法16選|運用を行うメリットや実際の進め方

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1.比較的短期間で開始しやすい土地活用の方法

土地活用の方法は複数ありますが、短期間で開始しやすい活用法は限られています。

主な方法4つを以下にまとめるので、特徴や注意点をよく理解しておきましょう。

1-1.月極駐車場経営


月極駐車場経営はひと月単位で賃貸するタイプの駐車場経営です。

賃貸アパートや賃貸マンション経営のように建物の建設費がかからないため、初期投資の額を比較的抑えられる活用法といえます。

また、簡易的に始められるうえ、施設の維持管理もほぼ不要なので、他の土地活用より手間がかからずランニングコストも抑えやすい特徴があります。

賃貸借契約を締結して一定の契約期間を設けるため、安定的な収入が得られる点もメリットです。

なお、建物の賃貸借契約と違い、借地借家法が適用されないため、契約期間中であっても貸主側から解約申入れができる点も覚えておきましょう。

 

月極駐車場の管理形態は自主管理と管理会社委託の2種類の方式に大別されます。

自主管理は手数料がかからない反面、土地オーナーが自ら管理しなければならないため、時間や手間がかかります。

一方、管理会社委託の場合、業者への手数料はかかりますが管理や運営はほぼ任せられるため、オーナーの負担は大きく減らせます。

また、専門業者が保有するノウハウによって運用されるので、経営も安心して進められるでしょう。

エリアによっては需要が少ない場合があるので、事前調査はしっかりと行うことが大切です。

 

1-2.コインパーキング経営


コインパーキング式の駐車場を経営する方法です。

月極駐車場と同様、初期投資が少なく管理も容易なので、短期間で始めやすい土地活用の方法といえるでしょう。

コインパーキングは駐車スペースに車を止めている時間の分だけ料金が発生する「時間貸し駐車場」に該当するため、月極駐車場のように契約者がいなくなり、収入がゼロになるリスクが少ないメリットがあります。

一方、契約式の駐車場ではないため、安定性のある収入源としてはあまり期待できません

また、コインパーキング用の機材を導入する必要があるため、月極駐車場よりは初期投資額が高額になります。
エリアによっては需要が少ない場合があるので、事前調査はしっかりと行うことが大切です。

 

1-3.トランクルーム経営


土地にトランクルームを設置して貸し出す方法です。

トランクルームとは荷物を保管するための小型の倉庫のことで、近年、需要が高まっています

土地にコンテナを設置すれば始められるため初期投資が少なく、短期間で始めやすい土地活用といえます。

また、賃料が下がりにくく、利用者同士のクレームなど問題が起こりにくい点もメリットです。

一方、収益は低めであり、エリアによっては需要が少ない場合があるので、事前調査はしっかりと行うことが大切です。

 

1-4.資材置き場


資材置き場は土地を更地のまま貸し出し、借主に資材置き場として利用してもらう方法です。

土地の広さに関係なく貸し出しやすく、最も初期投資額が小さい方法なので、初期費用をできるだけ抑え、手軽に始めたい方に適しています。

個人よりも法人の利用が多く、近くに建築工事現場などがある場合は、高い需要が見込めるでしょう。

ただし、賃料が低めなので収益性が悪いので、大きな収益源としては期待できません。

また、近隣に住宅街がある場合、大型車が出入りする関係上、振動や騒音が発生して苦情を受ける可能性も考えられます。

 

2.短期間の土地活用が難しい理由


これまで紹介した方法は比較的短期間で開始しやすいため、短い期間で土地活用を終えることも可能です。

しかし、短期間の計画で土地活用を行おうとすると難易度は上がります。

以下にその理由を解説します。

 

2-1.実現可能な方法が限られているから


短期間で収益を出すには、なるべく早く建物や施設を用意する必要があります。


建築した建物や施設が収益を生み出す関係上、用意しなければ土地活用で収益は上げることはできません。

しかし、短い工期で建築できる建物や施設は限られており、用途地域の制限をクリアできるかどうかの調査も必要になるので、基本的には一定の準備期間を設けなければ実現は困難といえます。

前述した駐車場やトランクルーム、資材置き場などは比較的簡単に始めやすい方法ではありますが、条件的によほど恵まれていなければ、短期間で高収益を上げるのは難しいでしょう。

 

2-2.短期間での投資回収が難しいから


土地活用は投資した費用の回収に時間がかかるケースが多い傾向にあります。

たとえばアパートやマンションの賃貸経営のように初期投資額が多い活用法では、入居者が集まるまでの期間なども考慮しなければならないため、515年程度を投資回収をするのが一般的です。

一方、駐車場経営などのように初期投資額が低く、短期間で収益が出やすい活用法であれば、投資回収は難しくないだろうと捉える方もいます。

しかし、初期費用が少ない経営方式は収益も低くなりがちなので、やはり投資回収は数年程度見込む必要があり、短期間での回収は困難です。

 

2-3.事前準備や許認可の手続きに時間がかかるから


土地活用を始めるには事前の準備が必要になります。

短期間で収益の出る活用法でも、事前準備や許認可の確認や手続きにかかる時間は、大きくは変わらず、経営開始までには大体数ヶ月程度の時間を要します

たとえば、月極駐車場経営の場合、規模にもよりますが、市場調査に24週間、整地などの手配から実施まで2週間、契約者の募集に13ヶ月ほどの期間を要するでしょう。

しかし、準備期間にも土地の維持費や固定資産税、都市計画税などの税金は発生します。

準備に数ヶ月程度かかるのは、収益が出るまでに長期間を要する活用法も同様であり、短期的に行うメリットがあまりないといえるでしょう。

 


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3.土地活用を成功させるために大切なこと

最後に土地活用を成功させるために大切なことを3つ紹介します。

 

3-1.中長期的な視点を持つ


株式などの投資と比べて土地活用は時間のかかる方法の一つです。

時間はかかるものの、適切な戦略を立てれば大きなリターンを生み出してくれます。

中長期的に行うことで、土地や物件が持つ価値が上がることもあるので、短期間の利益ではなく、5年後、10年後まで見据えて事業計画を立てることが重要です。

また、家賃収入を中心とした収益(インカムゲイン)と、物件売却時に得られる収益(キャピタルゲイン)を踏まえ、最終的にどの程度の利益を得られそうか、出口戦略まで考えるようにしましょう。

 

3-2.土地活用をする目的を明らかにする


何のために土地活用を行うのか、目的を明らかにしておくことも大切です。

基本的に土地活用の目的といえば、副収入の確保、老後の年金対策、節税対策などが主ですが、目的の種類によっては短期的な活用が合わない可能性があります。

また、副収入や年金対策であれば、どの程度の収入を得たいのか人によって異なるため、目標とする収入が得られる活用法を探さなければなりません。

さらに節税対策であれば、対策したい税金の種類によって適した方法が変わります。

たとえば相続税対策であれば、賃貸住宅などを建築することで自用地から貸地扱いになり、相続税の減税が可能です。

しかし、駐車場や資材置き場の場合、上記の減税が適用されないため、節税効果が小さくなります。

そのため、目標設定とともに土地活用の選び方を把握することも大切です。

 

3-3.土地活用のプロや専門家の力を借りる


土地活用の選択肢は多く、経験豊富な方でなければ、最適な方法を判断するのは困難です。

それぞれの活用法の特徴だけでなく、たとえば都市部と郊外、田舎など地域による集客の難易度、賃料相場の違いなど、勘案すべき点は多くあります。

自分自身で情報収集して基礎知識をつけるのも大切ですが、実績のある土地活用のプロや専門家の力を借りることをおすすめします。

本格的なサポートではなく、無料相談やセミナーなどに参加して土地活用の事例などを聞くだけでも、所有地を有効活用するノウハウを得られることがあるでしょう。

なお、土地活用の相談先や提供しているサービスについては、以下のコラムで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

>>関連記事:土地活用の相談先7選|成功させるために重視したいポイント

 

4.土地活用は中長期的に取り組むのが現実的

土地活用の方法は多数あるので、土地の条件と活用方法がマッチしていて、市場のニーズを満たすプランであれば、短期間で成功できる可能性もあります。

今回ご紹介した方法以外にも、コインランドリー、駐輪場、コンテナハウス、太陽光発電など短期間で収益を出しやすい活用法はさまざまな種類が考えられます。

しかし、実際にはよほど条件に恵まれた土地でなければ、短期間で収益を出すのは難しく、中長期的にじっくり取り組んだほうが土地活用が持つ特性を十分に活かせます。

また、土地活用を始める場所の周辺では、どのようなニーズがあるのか、お近くの不動産会社やハウスメーカー、建築会社の意見・提案を聞きながら検討することが大切です。

もし今後土地を相続する予定のある方、すでに遊休地を所有している方などがいたら、ぜひ一度相談してみましょう。

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■監修者プロフィール

宅地建物取引士/FP2級
伊野 文明

宅地建物取引士・FP2級の知識を活かし、不動産専門ライターとして活動。賃貸経営・土地活用に関する記事執筆・監修を多数手掛けている。ビル管理会社で長期の勤務経験があるため、建物の設備・清掃に関する知識も豊富。

【保有資格】
・宅地建物取引士
・FP2級
・建築物環境衛生管理技術者

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