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【完成事例紹介】国内初!LCCM×CLTパネル工法の戸建賃貸住宅が完成

脱炭素社会の実現に貢献するハイブリッド住宅

インフォメーション

2023年02月22日

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)は、脱炭素社会の実現に向け、環境負荷の少ないCLT建材や、ZEH・LCCM※1基準を満たす住宅の普及を促進しており、1月31日、LCCM住宅認定を取得したCLTパネル工法の戸建賃貸住宅が東京都練馬区に完成しました。当社がCLTパネル工法による戸建賃貸住宅を完成させるのは今回が初めてで、さらにLCCM住宅認定を受けたCLTパネル工法の戸建賃貸住宅を建築するのは国内初※2となります。

※1 一般社団法人住宅・建築SDGs推進センターの登録商標
※2 一般社団法人住宅・建築SDGs推進センター LCCM住宅認定取得住宅一覧より当社調べ

完成したCLTパネル工法の戸建賃貸住宅(外観)

建設中の様子(2階・内観)

■ 環境配慮型賃貸住宅普及への取り組み
当社は、2019年10月、独自に開発したCLTパネル工法による木造4階建て賃貸住宅「Forterb(フォルターブ)」の販売を開始し、2022年7月には、千葉県船橋市にフォルターブ第1号棟が完成。また、2022年10月には、LCCM基準を満たす賃貸住宅の新商品「NEW RiSE LCCM(ニューライズ エル・シー・シー・エム)」の販売を開始しました。
今回の建物は、木を多く使ったCLTパネル工法の戸建賃貸住宅にしたいというオーナー様の希望を取り入れると同時に、環境配慮型のLCCM住宅を組み合わせることで、脱炭素社会実現への貢献を目指す当社の提案にご賛同いただき、完成に至りました。
今後も、環境配慮型賃貸住宅商品の開発・普及への取り組みを促進するとともに、オーナー様や入居者様にも環境配慮型賃貸住宅の価値をご理解いただくことで、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
■ CLT普及の背景

総務省の発表によると、建設業従事者数は減少傾向にあります。そのため、施工が省力化でき、工期も短いCLTは、建設業界の救世主であるといえます。 また、国内外で脱炭素化に向けた動きが日々加速するなか、SDGsを推進するための具体的な施策を日本政府がとりまとめた「SDGsアクションプラン」の中では、都市部における木材利用の強化のため、CLT建材などの利用環境整備への支援を行い、建築用木材の安定的・効率的な供給体制を強化する、と明記されています。社会的にも、環境負荷が少なく工期が短い、CLTの普及に期待が高まっています。

■ LCCM住宅認定について
今回完成した建物は、建物の環境性能を総合的に評価するシステムCASBEE戸建て「Aランク」の認証によりLCCM住宅認定を取得しました。建物の断熱面には外断熱仕様を採用し、窓にはLow-E複層ガラスを導入。その他、高効率給湯器やLED照明、節湯設備、太陽光発電システムなどの設備を備えています。また、メンテナンス性の高い資材を採用し、計画的な「アフターサービス点検」、入居者様への24時間365日受付の「いい部屋サポートセンター」など、建てるだけでなく建物を長く使用できる計画となっています。今回の認定は、このような環境負荷低減面、環境品質面で評価されたものです。
■ オーナー様のコメント
私の好きな木造で、鉄筋コンクリート造並みの高い強度と断熱性を実現できるCLT建材に魅力を感じ、CLT構造の建物を希望しました。また、日ごろより自分の会社でも地球温暖化抑制対策に取り組んでいることもあり、環境に配慮したLCCM住宅を組み合わせることは当然のことと思い、提案をお受けしました。完成するまでの過程を見ていた近隣の建築関係者からは、「まさか木造建築とは思わなかった」などと驚きの声を頂きました。私も完成した建物をみて、木造とは思えない壁の厚さに驚いています。
■ 建物概要
所在地      : 東京都練馬区
構造/規模    : CLTパネル工法/2階建て、1棟1戸
間取り      : 3LDK
建築面積/延床面積: 55.89m2/95.36m2
太陽電池容量   : 9.0kw
CASBEE評価認証  : CASBEE戸建「Aランク」
その他      : LCCM住宅認定
マテリアリティ
  • マテリアリティ環境

    事業活動による気候危機への対応
  • マテリアリティ賃貸住宅

    資産価値向上と社会課題解決の両立

報道関係者 お問い合わせ先 

大東建託株式会社 広報部
電話 : 03-6718-9174
メール: koho@kentaku.co.jp

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