決算ハイライト
セグメント(事業)別業績の推移
セグメント別売上高の構成(2020年3月期)
セグメント別売上総利益の構成(2020年3月期)
建設事業
完成工事高
完成工事高の実績と計画
<2020年3月期の実績>
完成工事高
5,511億3百万円(前期比 △9.6%)
<2021年3月期の計画>
完成工事高<計画>
4,070億円(前期比 △26.1%)
2021年3月期の完成工事高は、引き続き、工事進捗を図りますが、新型コロナウイルスの影響により、当期受注高減少、融資確定遅延を見込み、4,070億円を想定しています。
完成工事総利益・総利益率
完成工事総利益率の実績と計画
<2020年3月期の実績>
完成工事総利益率
28.9%(前期比 △1.2p)
完成工事総利益率は、前期より1.2ポイントの低下となりました。低下の要因としては、完成工事高減少による固定費率の相対的な上昇等によるものです。
<2021年3月期の計画>
完成工事総利益率<計画>
2021年3月期の完成工事総利益率は、労務費や繰延益の戻しの減少が見込まれることから前期比3.6ポイント低下の25.3%を計画しております。
受注工事高
受注工事高の実績と計画
<2020年3月期の実績>
受注工事高
5,192億71百万円(前期比 △18.3%)
受注工事高は、前期より2.4%の減少となりました。
今後は、全国約4,600エリアでのマーケティング調査を反映した市場成長性を考慮した戦力投下を実施するとともに、紹介・反響チャネルの多様化や提携先を増やすことで、契約機会の増加を図ります。
<2021年3月期の計画>
受注工事高<計画>
4,500億円(前期比 △13.3%)
2021年3月期の受注工事高は、上記の体制を実施するとともに、紹介やリフォームを切り口とした建替市場への取り組みを強化していきます。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、前期比13.3%減少の4,500億円を見込んでおります。
不動産事業
不動産事業売上高
不動産事業売上高の実績と計画
<2020年3月期の実績>
不動産事業売上高
9,736億94百万円(前期比 +5.4%)
不動産事業売上高は、前期より5.4%の増加となりました。増加の要因としては、「賃貸経営受託システム」による一括借上物件の増加に伴う家賃収入の増加、「連帯保証人不要サービス」の収入拡大などによるものです。
<2021年3月期の計画>
不動産事業売上高<計画>
10,130億円(前期比 +4.0%)
2021年3月期の不動産事業売上高は、引き続き、管理戸数の増加による家賃収入の増加等が見込まれることから、前期比4.0%増加の10,130億円を計画しています。
不動産事業総利益・総利益率
不動産事業総利益の実績と計画
<2020年3月期の実績>
不動産事業総利益
987億31百万円(前期比 +11.0%)
不動産事業総利益は、前期よりの11.0%増加となりました。増加の要因としては、「賃貸経営受託システム」による一括借上物件の増加に伴う家賃収入の増加、「連帯保証人不要サービス」の収入拡大などによるものです。
<2021年3月期の計画>
不動産事業総利益<計画>
1,062億円(前期比 +7.6%)
2021年3月期の不動産事業総利益は、引き続き、管理戸数増加に伴う家賃収入の増加等が見込まれることから、前期比7.6%増加の1,062億円を計画しています。
入居率(居住用・事業用)
入居率の実績と計画
<2020年3月期の実績>
居住用入居率
97.2%(前期比 △0.2p)
事業用入居率
98.7%(前期比 △0.1p)
居住用・事業用ともに、高い入居率を維持しております。
これは、お部屋探しのお客様への話題性と認知度向上を目的として、賃貸仲介ブランド『いい部屋ネット』の新しいCM放映や年間プロモーションに注力したことなどによるものです。
<2021年3月期の計画>
居住用入居率<計画>
97.7%(前期比 0.5p)
事業用入居率<計画>
98.7%(前期比 0.0p)
2021年3月期は、多様化する入居者様ニーズに合わせたサービスの提供に加え、賃貸仲介ブランド『いい部屋ネット』の更なる浸透強化やファン層の拡大のため、店舗と連携したSNS運用や、店舗紹介コンテンツ配信等の店舗ブランディングや販売促進のためのキャンペーン等の施策も実施してまいります。また、IT技術の活用やターゲットを絞った施策による広告費の抑制等により、コストの削減と利益率の向上を図ります。
その他の事業
その他の事業売上高
その他の事業総利益・総利益率
その他の事業売上高・総利益の実績と計画
<2020年3月期の実績>
その他の事業売上高
614億94百万円(前期比 +7.3%)
その他の事業総利益
246億20百万円(前期比 +5.4%)
その他の事業売上高は前期より7.3%の増加、その他の事業総利益は前期より5.4%の増加となりました。
<2021年3月期の計画>
その他の事業売上高<計画>
600億円(前期比 △2.4%)
その他の事業総利益<計画>
233億円(前期比 △5.4%)
マレーシアの緊急事態宣言によるホテル稼働率減少による売り上げ、利益が減少する一方でガス供給事業のガスパル稼働メーター数の増加をいたしました。
保険・金融事業や海外事業を推進するとともに、レンタルオフィス事業、商業施設や物流施設、ホテル、寮などの建設・管理へ進出することで、「総合賃貸業」として事業領域の拡大を図ります。
さらに、LPガス、太陽光発電などのエネルギー事業や介護・保育事業、サブスクリプション(手数料)事業など、生活に関連する様々なサービスを提供することで、「生活総合支援企業」への成長を目指します。