重要課題とビジョン・戦略・目標・施策
Key Issues, Vision, Strategy, Goals and Measures
重要課題を明確に特定し、
包括的でありながら
重点化された
取り組みを展開しています。
当社グループは、環境への取り組みを「企業価値を高める」ための取り組みとして捉え、それを軸としたビジョンや戦略、目標を設定しています。
当社グループが特に重要だと考えている環境課題は「気候危機※(地球温暖化)」です。
このように考える背景には
- ❶地球温暖化の進行(温室効果ガスの急増、平均気温の上昇、相次ぐ異常気象)
- ❷気候変動に対する国際社会の動きが加速(パリ協定、SDGs)
- ❸気候変動に対する企業・投資家の動きの活発化
があります。
気候危機は企業活動に対して、さまざまな「リスク」と「機会」をもたらす可能性があり、企業としてそれらに対応していくことが重要であると考えます(「気候変動に関するリスクと機会」参照)
2020年6月、環境省は、地球温暖化によって今後、豪雨災害などのさらなる頻発化・激甚化が予測されるとして「気候変動」を改め、「気候危機」という表現を明言。
新・環境経営戦略
① ビジョン
「DAITO 環境ビジョン2050」
環境トップランナーとして、事業活動を通して持続可能な社会の実現に貢献する
② 戦略
- 建築
- 建築時において環境配慮とCO2排出量削減を実現する
- 暮らし
- 当社グループ建物に入居中のCO2排出量ゼロを実現する
- ごみ
- すべての廃棄物の循環を実現する
- 企業
- 事業活動においてCO2排出量ゼロを実現する
- 自然
- 自然環境と共生した社会を実現する
- 人
- 環境に配慮した人と組織を実現する
③ 施策
④ 目標
気候科学に基づく温室効果ガス削減(SBT)
2030年に向けた「1.5℃水準」の削減目標を新たに設定(2017年度比)
温室効果ガス排出量の把握と削減に向けた取り組みを継続し、脱炭素社会の実現を目指す
事業活動に必要なエネルギーを100%再生可能エネルギーに(RE100)
2040年までに事業活動で消費する電力を100%再生可能エネルギにすることを目指す
省エネ取り組みを通して「エネルギー効率の向上」の推進(EP100)
2030年までにエネルギー効率2倍を目指す(2017年度比)