「いい部屋ネット　街の住みここち＆住みたい街ランキング２０２３＜北海道版＞」発表

■街の住みここち（駅）ランキングＴＯＰ１０

■街の住みここちランキングＴＯＰ１０

■住みたい街（駅）ランキングＴＯＰ５

■住みたい街ランキングＴＯＰ５

１位は４年連続で、円山公園です。円山公園・北海道神宮などの緑地が揃っている一方、駅直結の商業施設や飲食店が多く、生活に便利な環境が整っています。２位は、札幌市電の中央図書館前Ａ（石山通・中央図書館前・電車事業所前・ロープウェイ入口を統合）で閑静な住宅街です。３位は桑園で、北海道大学の農場や札幌競馬場などがあり、駅前にはイオンや各種病院などが揃っています。

上川郡東川町が、昨年に引き続き２年連続で１位です。景観条例を制定し、子育て・起業化支援にも力を入れ、独自の町づくりを推進し、全戸が豊かな地下水で生活する全国でも珍しい上水道がない町です。２位も２年連続で、旭川市・東川町に隣接するベッドタウンの上川郡東神楽町、３位も２年連続で札幌市中央区です。８位には、十勝平野のほぼ中央に位置する河東郡音更町が、昨年１１位からランクアップしてトップ１０入りしています。

ＪＲ函館本線の「札幌」と地下鉄東豊線の「さっぽろ」を統合した札幌Ａが、１２.２％の極めて高い得票率で５年連続で１位に輝きました。２位は、３年連続で函館です。３位～５位の駅も、連続でランクインとなっています。

札幌市中央区が、６.０％の高い得票率で５年連続で１位に輝きました。２位は２年連続で東京２３区です。３位～５位の自治体も、順位の変動はあるものの昨年と同じ顔ぶれとなっています。

「街の住みここちに関する５９項目の設問」の因子分析から得られた８つの因子別で、ランキングを集計しています。

■調査概要
◇調査方法　株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者　　北海道居住の２０歳以上の男女、２０１９年～２０２３年合計３６,０１６名を対象に
　　　　　　集計を対象に集計。
［男女比］　男性４４.８％：女性５５.２％
［未既婚］　未婚３７.９％：既婚６２.１％
［子ども］　なし４７.７％：あり５２.３％
［世代比］　２０歳代１３.７％、３０歳代２２.６％、４０歳代２５.８％、５０歳代２２.３％、
　　　　　　６０歳代１１.９％、７０歳代３.７％
　　　　　　
◇調査期間
２０２３年２月１７日（金）～３月１５日（水）：２０２３年調査（回答者数：７,８８３名）
２０２２年３月８日（火）～３月２９日（火）　：２０２２年調査（回答者数：７,６６７名）
２０２１年３月１７日（水）～３月３０日（火）：２０２１年調査（回答者数：７,８８７名）
２０２０年３月１７日（火）～４月３日（金）　：２０２０年調査（回答者数：８,４６３名）
２０１９年３月２６日（火）～４月８日（月）　：２０１９年調査（回答者数：４,１１６名）
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　計３６,０１６名

◇調査体制
調査企画・設問設計・分析：大東建託賃貸未来研究所　宗健（フェロー）、調査票配布回収:株式会社マクロミル

◇回答方法
街の住みここちランキングは、現在居住している街についての「全体としての現在の地域の評価（大変満足：１００点　満足：７５点どちらでもない：５０点　不満：２５点　大変不満：０点）」の平均値から作成。住みたい街ランキングは、入力された自治体名をもとに複数の候補を表示し選択してもらうフリーワード・サジェスト方式の回答から投票数を集計して作成

麗澤大学教授　博士（社会工学・筑波大学）　ＩＴストラテジスト
大東建託株式会社　賃貸未来研究所　フェロー

１９６５年北九州市生まれ。
１９８７年九州工業大学工学部卒業、株式会社リクルート入社。通信事業部、求人系インターネットサービス企画マネジャー、ＦｏｒＲｅｎｔ．ｊｐ編集長、ＩＳＩＺＥ住宅情報編集長、Ｒ２５式モバイル編集長などを経て、２００６年株式会社リクルートフォレントインシュア代表取締役社長。
２０１２年リクルート住まい研究所長。
２０１８年大東建託株式会社賃貸未来研究所長。
２０２０年ＡＩ-ＤＸラボ所長。
２０２３年４月より麗澤大学教授、大東建託株式会社賃貸未来研究所　フェロー。