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【環境経営】ZEH賃貸住宅の再エネ自家消費によるCO2削減量をクレジット化
企業活動のカーボンオフセットや再エネ調達量として活用
ニュースリリース
2023年01月30日
当社は、2022年4月より、当社が供給する省エネルギー住宅によって削減されたCO2排出量をクレジット化する、省エネルギー由来のクレジット(以下、省エネクレジット)を発行しています。
一方、本プロジェクトで発行されるクレジットは、ZEH賃貸住宅における太陽光発電電力を由来とした再生可能エネルギー(電力)由来のクレジット(以下、再エネクレジット)であり、今後はZEH賃貸住宅1棟から、省エネクレジット、再エネクレジットの2つのクレジットを発行することが可能になります。発行する省エネクレジットは、当社企業活動のカーボン・オフセットとして、また再エネクレジットは再生可能エネルギー調達量として活用することで、当社企業活動におけるCO2排出量実質ゼロの達成を目指します。
J-クレジット制度とは、省エネ・創エネなどによるCO2削減量や、適切な森林管理によるCO2吸収量など、企業・団体が創出した環境価値を、売買可能な「クレジット」として国が認証する制度です。直接CO2を削減することができない企業活動でも、クレジットの購入によってCO2排出量を埋め合わせることができるほか、クレジット創出者は、クレジットの売買を通じた自治体・企業とのネットワーク構築や、売却益の獲得などのメリットを享受することができます。
※1 企業の気候変動に関する取り組みや情報開示について評価を行う、国際的な環境非営利団体
※2 Science Based Target。パリ協定に基づき、産業革命時期比の気温上昇を1.5℃未満にするため、企業が気候科学(IPCC)に基づく削減シナリオと整合した削減目標を設定し、認定を受けることを推奨する環境イニチアチブ
※3 事業活動に必要なエネルギーを100%再生可能エネルギーで賄うことを目標に掲げる企業が参加する国際的な環境イニシアチブ
※4 2022年度に発行した省エネクレジット実績をもとに、1戸あたりの平均CO2排出削減量を算出し推計
当社は、2022年7月に開催されたJLPGA(※5)ツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」において、「大会期間中の電力使用」「シャトルバスの運行」など、大会運営によって排出されるCO2排出量の一部を、当社が発行した省エネクレジットでカーボン・オフセットする取り組みを実施しました。本プロジェクトによる再エネクレジット発行により、クレジットの活用幅が広がることから、当社は今後も、企業活動を通じたCO2排出量の削減に積極的に取り組むことで、CO2排出量実質ゼロの企業経営を目指し、気候変動対策に貢献します。
※5 Japan Ladies Professional Golfer’s Association(一般社団法人日本女子プロゴルフ協会)の略
大会会場のメインゲートで J-クレジットによる取り組みを紹介
● いい部屋ネットレディスで初めてカーボン・オフセットを実施(2022年7月19日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/release_jcredit_20220719.html
● J-クレジット制度のプロジェクトでは初! 省エネルギー住宅のCO2排出削減量をクレジット化(2022年1月14日)
https://www.kentaku.co.jp/corporate/pr/info/2022/j_credit_0114.html

事業活動による気候危機への対応
資産価値向上と社会課題解決の両立
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