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【完成事例紹介】水害対策に特化した賃貸住宅「niimo(ニーモ)」 が完成
水害時にも自宅での生活の継続可能性を高めた賃貸住宅
インフォメーション
2023年06月14日
本商品は、「非常時」と「日常時」という2つのフェーズにおける生活の質の差を低減する「フェーズフリー」をコンセプトに開発されています。1階は、万が一の浸水時にも早期復旧が比較的容易な打ち放しコンクリート※1仕上げのRC造(鉄筋コンクリート造)とし、屋根付き駐車場やアネックス(離れ)を配置しています。そして、浸水しにくい2階・3階を木造2×4工法とし居住空間を集約することで、被災直後や復旧作業時でも入居者様が避難や退去をしないで済むように設計されており、自宅での生活の継続可能性を高めています。
※1 タイルなどの仕上げを省き、型枠を外した状態のむき出しのコンクリートを仕上げとする手法。(本商品では保護塗装を施工)
- 水害対策に特化した防災配慮型賃貸住宅「niimo(ニーモ)」が神奈川県綾瀬市に完成
- 「非常時」と「日常時」という2つのフェーズの差を低減する「フェーズフリー」な賃貸住宅
- 1階は早期復旧を考えた打ちっぱなしコンクリート仕上げ、2階・3階は木造で居住空間を集約
- RC造と木造の「混構造建築」で環境負荷を低減し、防災だけでなく環境へも配慮
外観写真(正面)
【出所】法務省消防庁「令和元年災害年俸(令和2年4月1日現在における被害状況)」 国土交通省「家庭での被災想定」より作成
アウトドアライフを満喫できる屋根付き駐車場は、災害に負けない強固な造りのRC造で、非常時の在宅避難を想定
事務所やテレワーク、趣味部屋など多目的利用が可能なアネックス、浸水しても木造と比較して早期の現状回復が可能
水害時も使用できるよう高い位置のコンセントも配置
居住スペースは、停電時に月明りを取り込める多めの窓と、ボート救助を想定したバルコニーを設置(2階)
普段はアウトドアリビングに活用できる広いバルコニーは、災害時の救助スペースとしても活用可能(3階)
左:普段は光や風が通る気持ちの良い階段。被災した場合、重力換気で早期乾燥にも役立つ。右:2階には防災備蓄倉庫としても活用可能な大容量の収納を設置
LCA(Life Cycle Assessment)※による環境負荷の定量化、RC造と木造の混構造による環境負荷の低減など、災害に備えながらも住宅の環境性能向上を図る賃貸住宅商品 ※商品やサービスのライフサイクル全体(製造から廃棄、再利用まで)における環境負荷を定量的に評価する環境影響評価の手法
商品名 : niimo(ニーモ)
所在地 : 神奈川県綾瀬市
構造 : 1階RC造、2階・3階木造2×4工法
規模 : 3階建て1棟1戸(戸建賃貸住宅)
住戸間取り : 2LDK+アネックス
竣工 : 2023年5月31日

事業活動による気候危機への対応
資産価値向上と社会課題解決の両立
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