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品質管理

方針・考え方

長期にわたる安心・安全・安定の賃貸経営実現には、耐久性やメンテナンス性など、建物自体の品質も重要です。当社グループは、厳しい品質管理と確かな施工管理のもと、事業計画、設計・施工から建物完成後の維持管理まで、一気通貫で管理する体制を整え、高品質な賃貸建物づくりを追求し続けています。

関連社会変化・社会課題

企業不祥事の増加(建築基準法違反、施工不良問題等)

自然災害の増加

消費者意識の向上

当社グループの対応

独自の基準書・検査項目の策定・運用

独立部門による検査の実施

データ・画像による施工管理と報告の徹底

施工品質管理体制

品質のばらつきは、従業員や施工業者の属人性、また地域特性により発生し、品質向上の阻害要因となります。
全国一律の指導教育体制から地域特性に応じた指導教育体制に移行し、「自立型の管理体制」を確立しており、品質の証明記録、工事検査、現場指導など、品質確保のプロセスを厳格に実践し、お客様に安心いただける品質管理を追求しています。 また、専門知識向上に向けた施工基準の習得機会を継続的に設けています。従業員と協力会社様への教育・指導を実施するとともに、重大不備撲滅に向けた専門的知識強化や新工法、新商品など、新たな施工基準に対する集中研修を実践し、専門知識を習得しています。

品質管理システム

建物に使う資材の調達から設計、施工、完成の際に行う検査に至るまで、一貫した体制で管理を行い、品質の高い賃貸建物を提供しています。さらには、完成後も専門技術者によるアフターサービス点検として、6ヵ月、1年、2年、10年点検を実施し、品質維持や早期メンテナンスを積み重ねていくことで、建物価値を長期に維持します。

設計

賃貸住宅専門会社として蓄積した知見をもとに、380項目を超える設計基準を示した独自の「設計基準書」によって、最適な建物を計画します。 また、独自に開発した高耐久資材や最適な工法の採用で、建物の品質と価値の長期維持を実現します。

施工

高品質の建物を確実に施工するため、IT技術を活かした独自のシステムを構築しています。 施工管理システム「DKネットワーク」によって、スマートフォンとノートパソコンを使い施工状況を画像と共にデータベース化して管理・共有し、品質・工程管理と施工業務の効率化を図っています。 また、「施工基準書」によって社内施工基準の明確化を図り、高品質な建物を提供しています。

検査

「品質検査の合否をもって、次工程に進捗する」を原則とし、施工部門が1建物約500項目におよぶ当社独自の自主検査を行い、さらには独立部門「監理センター」による厳格な検査等を徹底しています。 各種検査時の記録画像は各工程での検査した「自主検査報告書」を竣工報告資料としてまとめ、オーナー様専用マイページで確認いただけます。 また、工程過程がわかる「フォトアルバム」をオーナー様にお渡ししています。

管理

建物管理専門のスタッフによる定期点検で、建物の品質維持、修繕箇所の早期発見、必要なメンテナンスを行い、その内容や状況を2ヵ月ごとにオーナー様に報告します。 加えて、クリーンキーパーによる定期的な清掃とビルディングキーパーによる共用エリア・共用設備の維持・管理を行うことで美観維持に努めています。

品質チェックのDX化

国土交通省による通知「デジタル技術を活用した建築基準法に基づく完了検査の立会いの遠隔実施について」により指定確認検査機関が実施する完了検査に工事監理者の遠隔立会いが可能となったことから、2023年4月から完了検査を実施する現場に、確認検査機関の検査員および工事担当者が立会い、監理センターの工事監理者は遠隔にて検査立会いを行う取り組みを開始しました。DXを活用した遠隔支援アプリを導入し、建築現場の現場担当者がタブレットやスマートフォンを通して、現場から離れた場所にいる管理者に映像で建物や躯体の状態などを確認できます。これにより検査業務の大幅な効率化が期待され、従来と変わらない検査精度の実現と業務効率向上を両立できます。不備・不具合を早期に把握する管理体制を構築し、共有・解決を図っていきます。

匠マイスター認定制度

大東建託協力会会員様の中から優秀な職長を発掘し、認定する「匠マイスター認定制度」を2016年度より設けています。匠マイスターとして格付けすることで、協力会会員様のモチベーションアップと施工品質向上への牽引役を担い協力会の活性化を図っていくことを目的としています。2022年度の匠マイスターには、3,036名が認定されています。

匠マイスター技能選手権


深刻化する建設業界の人材不足を背景に、次世代の子どもたちにものづくり技術への理解と興味を深める機会を提供するとともに、建設業界における技能の伝承、後継者の育成につなげていくことを目的としています。また、参加する造作大工の志気向上や技術力向上により、お客様にお渡しする建物のさらなる施工品質向上も目指しています。 地区大会の予選において、優れた職人技を披露した造作大工が全国大会に出場し、施工スピードや品質に加え、安全性などを競います。本選手権は、4年に1回のペースで開催する予定です。

匠マイスター

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