【商品開発】ＺＥＨ対応可能な賃貸住宅新商品「ＮＥＷ ＲｉＳＥ（ニューライズ）」販売開始

最上位等級「断熱等性能等級５」「一次エネルギー消費量等級６」に対応

大東建託株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：小林克満）は、５月２日より、ＺＥＨ Ｏｒｉｅｎｔｅｄ※１を標準※２としたカップル・ファミリー向け新商品「ＮＥＷ ＲｉＳＥ（ニューライズ）」の販売を開始します。
本商品は、住宅のさらなる省エネルギー促進に向け４月１日より新設された、住宅性能表示制度の省エネルギー等級最上位となる、「断熱等性能等級５」「一次エネルギー消費量等級６」に対応しているため、太陽光パネルを設置しなくてもＺＥＨ対応可能な賃貸住宅となっています。また、更に建物の省エネルギー性能を高めることができる「環境」、ホームセキュリティーを導入した「防犯」、不在時も便利な宅配ＢＯＸを設置する「ライフスタイル」に配慮したオプションを設定しています。
当社では、２０１７年１１月、日本初となるＺＥＨ基準を満たす賃貸住宅を完成させて以降、ＺＥＨ賃貸集合住宅の商品化と普及に取り組んでおり、昨年１１月には、ＺＥＨ賃貸集合住宅の提案を標準化しています。新たに、ZEH対応可能な本商品の販売を開始することで、今年度２，４００棟の契約を目指し、ZEH賃貸集合住宅のさらなる普及促進と住宅の脱炭素化に貢献します。
※１　ＺＥＨの一つ。ＺＥＨの必須要件の一つに太陽光発電がありますが、東京２３区など都市部の敷地面積が狭い場所に建てる場合、屋根の面積や陽の当たる面積・時間などによって十分な発電量が期待できない場合があります。そのような一部の地域でZEHを建てる際に適用されるのがＺＥＨ Ｏｒｉｅｎｔｅｄです。
※２　北海道、省エネ基準地域区分１～３に指定された地域を除く

＜環境＞
当社が提供するＺＥＨ賃貸集合住宅は、当社オリジナルの低圧一括受電システム※３を採用し、グループ会社である大東建託パートナーズが所有する太陽光発電設備を設置することで運営しています。これにより、オーナー様の負担なく太陽光発電設備の設置を行うことができ、またオーナー様への低圧一括受電システム使用料（固定額）を継続してお支払いするなど、オーナー様の負担とリスクを最小限に抑えたＺＥＨ賃貸集合住宅の提供を実現しています。本商品でも太陽光パネルや省エネルギー設備を設置することで、更に省エネルギー性能を高めることが可能※４となり、環境に配慮するだけでなく、オーナー様の事業性も向上します。
※３　低圧での電力受電、余剰電力の売電、各住戸における太陽光発電電力の自家消費などを、電力会社と当社グループとの間で一括して行う仕組み。現在、京セラ株式会社と共同特許出願中。
※４　東京電力エリア、中部電力エリア対象