「いい部屋ネット 街の住みここち沿線ランキング２０２０ <愛知県版>」発表

■住みここち沿線ランキングＴＯＰ２５

今回初調査の住みここち沿線ランキング＜愛知県版＞ですが、トップ３沿線は、住みここち（自治体）上位にランクインする名古屋市名東区（４位）、名古屋市千種区（５位）内を通る沿線となっており、名東区と千種区の評価が高いことが分かります。

１位地下鉄名城線（西高蔵～茶屋ケ坂）と４位地下鉄鶴舞線（伏見～赤池）の八事駅から少し離れた場所にある八事エリア、３位の地下鉄東山線（伏見～藤が丘） 覚王山駅付近の覚王山エリア、６位名鉄瀬戸線（栄町～喜多山） の東大手駅と清水駅付近の白壁エリアなど、高級住宅街がある沿線が上位にランクインしています。

項目別偏差値をみると、「生活利便性」因子、「行政サービス」因子、「親しみやすさ」因子、「交通利便性」因子、「イメージ」因子、「静かさ」因子の評価が高い沿線が上位にランクインしています。特に「イメージ」因子は、１位～３位が偏差値７０台とイメージの良い沿線が上位にランクインしています。

１０位の地下鉄鶴舞線（上小田井～丸の内）が最も高く６．２万円となっていますが、ランキングトップ２５中２０路線が平均家賃相場５万円台という結果になっており、沿線ごとに大きな差はありません。

◇調査方法　
株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
◇回答者　　
愛知県４３沿線居住の２０歳以上の２２,６６１名を対象に集計。
［男女比］　男性４６．５％：女性５３．５％
［未既婚］ 未婚３１.６％：既婚６８.４％ ［子ども］　なし ３９．１％：あり ６０.９％
［世代比］　２０歳代１４.８％、３０歳代２４.７％、４０歳代２５.９％、５０歳代２１.１％、６０歳以上１３.５％
◇調査期間　
２０２０年３月１７日（火）～４月３日（金）：２０２０年度調査　（対象回答者数：１１,１４１名）
２０１９年３月２６日（火）～４月８日（月）：２０１９年度調査　（対象回答者数：１１,５２０名）
◇調査体制
調査企画・設問設計・分析：大東建託賃貸未来研究所　宗健（所長）、調査票配布回収 : 株式会社マクロミル
◇回答方法　
住みここち沿線ランキングは現在居住している街（駅）についての「全体としての現在の地域の評価」
（大変満足：２　満足：１　どちらでもない：０　不満：-１　大変不満：-２）」の平均値を集計して作成。

大東建託株式会社 賃貸未来研究所長・ＡＩ-ＤＸラボ所長　ＩＴストラテジスト・博士（社会工学）筑波大学　麗澤大学客員准教授
１９６５年北九州市生まれ。
１９８７年九州工業大学工学部卒業、株式会社リクルート入社。通信事業部、求人系インターネットサービス企画マネジャー、ＦｏｒＲｅｎｔ.ｊｐ編集長、ＩＳＩＺＥ住宅情報編集長、Ｒ２５式モバイル編集長などを経て、２００６年株式会社リクルートフォレントインシュア代表取締役社長。
２０１２年リクルート住まい研究所長。
２０１８年７月より大東建託株式会社賃貸未来研究所長。
２０２０年４月よりＡＩ-ＤＸラボ所長（兼担）・麗澤大学客員准教授。