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大東建託の施工現場における熱中症対策

現場従事者の安全確保を第一とした作業習慣の浸透と定着を目指す

ニュースレター

2021年07月07日

大東建託株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小林克満)では、7月現在、全国2,076箇所の現場で各種建設が行われています。昨今、年々平均気温が上昇していることに加え、昨年の新型コロナウイルス感染症拡大に端を発したマスク着用の常態化により、夏の現場における熱中症への対応が深刻化しています。
厚生労働省が発表した令和2年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」によると、2016年~2020年の過去5年間の業種別熱中症死傷者数は、建設業が最多となっています。
このことから当社では、新型コロナウイルス感染症の予防と併せ、様々な熱中症対策を施すことで、現場従事者の健康確保を第一とした現場環境の構築と作業習慣の浸透、定着を推進しています。

出展:厚生労働省 令和2年の「職場における熱中症による死傷災害の発生状況」(確定値)

■ 新型コロナウイルス感染症対策、熱中症対策と両輪で
施工現場では、これから夏本番を迎えるにあたり、感染症対策の徹底とあわせ、熱中症対策による現場従事者の健康管理も課題となります。
当社では、熱中症対策として冷感マスク「クールマスク」や塩タブレットなどの配布、施工現場の熱環境を測定し、熱中症指数※1を数値や音、光で知らせる熱中症指数計を設置し、注意喚起を行っています。
※1 熱中症を含む暑熱環境において、人が受ける熱ストレスを評価する指数

大東建託の施工現場における熱中症対策

当社は、熱中症予防情報や、毎年の当社施工現場における熱中症発症件数などを社内掲示板に開示し、熱中症への注意喚起を行っています。また、様々な対応で、熱中症撲滅を目指しています。

1.冷感マスクの配布:冷感マスクは、通常のマスクと比較し、ひんやりとした肌触りで夏でも快適に作業が可能になります。

2.熱中症指数計の設置:暑さ指数(WBGT※2)によってタイマーをセットし、アラームが鳴ったら休憩、水分補給をするよう声かけを実施しています。※2 Wet-Buld Globe Temperature(湿球黒球温度)の略

3.ポスター掲示による熱中症予防:各施工現場や事業所に熱中症の注意喚起ポスターを掲示することで、従業員の意識向上を図ります。

4.熱中症応急セットによる発症時の対応:担当者携帯用と施工現場用に熱中症応急セットを常備し、熱中症発症者に対してすぐに応急処置ができるようにしています。

5.空調服を特別価格で販売:空調服(ファン付き作業着)は、ウエア内の空気を循環し涼しく快適な作業服です。大東建託協力会の会員を対象に、通常の半額で販売しています。

6.熱中症予防情報メールの登録:環境省熱中症予防情報HPの「熱中症予防情報メール」の受信登録を行い、WBGTの確認と熱中症の予防管理を行います。(全工事職社員必須)

大東建託の施工現場における感染予防対策

当社は、昨年同様、新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置として、手洗いなどの感染予防の徹底に加え、施工現場における「3つの密」の回避や、その影響を緩和するための対策を徹底します。

1.出勤時の体調管理:検温と体調のヒアリングを実施。体調がすぐれない場合は直ちに帰宅させ、自宅待機とし、また、マスクとゴム手袋の着用を徹底し、衛生管理を実施しています。

2.手洗い・うがい:清潔な環境での手洗い・うがいを徹底し、アルコール消毒液を設置する他、強い除菌力と消臭力、安全性を持つ次亜塩素酸パウダーを常設しています。

3.車内常備:現場に出入りする車内に感染防止対策品を常備しています。

4.除菌スプレーの設置:トイレ横など、接触が想定される箇所に除菌スプレーを設置しています。

5.休憩所:対面で休憩することを避け、一定の距離をあけています。また、休憩時間は時間差で取得し、常に換気を実施しています。

6.ソーシャルディスタンスの明確化:人と人の距離を2m以上確保するため、現場の大きさによっては、敷地内にトラロープや白線を用いた目印を設置しています。

7.喫煙所:密接を防ぐため、パーティションを設置しています。

8.朝礼・昼礼時:現場従事者同士の一定距離を確保して実施しています。

9.現場従事者数:最小限の人数で作業を実施しています。

10.密接回避:1住戸に入室できる作業員を1名とし、密接を回避した作業を徹底しています。

報道関係者 お問い合わせ先   

大東建託株式会社 広報部
電話 : 03-6718-9174
メール: koho@kentaku.co.jp

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