サステナブログ

大東建託グループが2020年から始めた “新たなチャレンジ”

新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、事業を行う“前提条件”が大きく変化しています。当社グループにおいても、対面営業の一時停止、在宅勤務の推奨と出社制限、取締役会・経営会議をはじめとした会議のオンライン化など、さまざまな場面で事業の進め方が変化しました。

そのような厳しい環境下ですが、当社グループでは、新5ヵ年計画「夢や将来を託すことができる企業・誇れる企業」の達成に向け“新たなチャレンジ”を重ねています。今回のTOPICSでは、2020年から始まった”新たなチャレンジ“の一部をご紹介します。

Challenge01:社内ベンチャー制度「ミライノベーター」始動

2020年4月、新5ヵ年計画の達成と、当社グループの持続的成長の実現を目的とし、新規事業の創出、社内起業の支援、また全従業員が能動的に企画立案できる企業風土の醸成を目指した社内ベンチャー制度「ミライノベーター」を開始しました。

当社グループ従業員であればだれでも参加できる本制度は、事業化段階に応じてインセンティブが付与されるほか、外部有識者によるワークショップや個別相談会などを通して、本格的な事業化に向けたサポートを行っています。2020年4月~6月の期間に応募を募った第1回定時募集では、451件(提案者313名)の提案が寄せられ、2020年10月時点で6件の提案が3次審査を通過しています。

また2020年7月からは、随時提案が可能となり、事業アイディアがよりタイムリーに集まる体制の構築が進んでいます。

Challenge02:『テレワーク対応型賃貸住宅』販売開始

当社グループでは、2020年7月1日より、テレワーク対応型のプランを採用した賃貸住宅商品の販売を開始しました。

さまざまな用途で利用できる「エクストラルーム」や、「カウンターデスク」を設置できる間取りプランを設けることで、新型コロナウイルス感染症の流行拡大により、急速に拡大したテレワーク需要に対応しています。

Challenge03:オンラインシンポジウム「アフターコロナの不動産市場と働き方の未来」開催

大東建託(株)は、2020年7月30日、「アフターコロナの不動産市場と働き方の未来」をテーマにしたオンラインシンポジウムを開催しました。

新型コロナウイルス感染症の流行拡大に伴い、ホワイトカラーの多くは、テレワークでの就業が中心となるなど、働き方が大きく変わりました。

そのような最中、本シンポジウムでは、ウィズコロナ/アフターコロナが、居住地域、人口形態、会社所在地、住宅、ひいては賃貸経営にどのような影響を与えるのかについて、「不動産研究」と「働き方研究」の両視点から議論されました。

Challenge04:発達障がい学生向け無料プログラミングスクールを開講

大東建託(株)の特例子会社である大東コーポレートサービス(株)は、(株)アーネストと、(株)ダイバビリティ総合研究所と連携し、2020年11月2日より、大学などの教育機関に通う発達障がい学生のための、エンジニア特化型プログラミングスクールを開講します。

3社が連携することにより、プログラミングの学習機会を提供するだけでなく、企業の実務に直結した課題学習や、学習終了後の就労先候補の準備など、発達障がいの学生の就労支援・雇用創出も目指しています。

「機会」を生かし、「リスク」に対応できる企業へ

コロナ禍において、刻一刻と変化する外部環境をポジティブに捉え、これらのさまざまな取り組みを行ってきましたが、当社グループの成長戦略「新5ヵ年計画」でできること、「新5ヵ年計画」で生かすことができる変化は、まだまだ残っています。

それら「機会」を逃さないため、また、不確実な未来の「リスク」に備えるため、2020年9月15日、当社グループ主要3社を中心としたメンバーによる、当社グループのマテリアリティ特定のためのプロジェクト「SDGs・ESG経営推進プロジェクト」が発足しました。

次回のサステナブログでは、この「SDGs・ESG経営推進プロジェクト」についてご紹介してまいります。

関連記事・おすすめ記事

PAGE TOP