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サステナブログ
【サステナビリティカタログ Vol.1】 環境経営を通して環境を託される企業へ
サステナビリティカタログシリーズでは、「大東建託グループ7つのマテリアリティ(優先課題)」をもとに、大東建託グループが進めている、または進めたいサステナブルな取り組みをシリーズ紹介します。第1弾となる今回のテーマは「環境」です。環境トップランナーとして事業活動を通して気候危機に対応し、持続可能な社会の実現に貢献するためにグループでさまざまな取り組みが始まっています。
<目次>
- 事業活動の100%再エネ化(RE100達成への貢献など)
- エネルギー効率の向上(EP100達成への貢献など)
- 持続可能な木材調達と活用
1.事業活動の100%再エネ化
ZEH賃貸住宅の販売促進
ZEH対応型賃貸住宅の販売促進のため、2021年11月よりZEHを標準とした賃貸事業の提案を開始しました。4月にはZEH oriented(オリエンテッド)を標準とした新商品「ニューライズ」の販売を開始しています。ZEHに対応可能な賃貸建物商品の開発・販売により、ZEH賃貸集合住宅のさらなる普及促進を通した「住宅の脱炭素化」に貢献していきます。
LCCM 賃貸集合住宅の商品化
カーボンニュートラル実現のために
建設時・居住時・解体時においてCO2を削減し、さらに再生可能エネルギーの創出により、建設から解体までの建物の一生(ライフサイクル)を通じてCO2排出量をマイナスにするLCCM(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス)賃貸集合住宅を国内で初めて完成させました。政府が目指す、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする=カーボンニュートラルを実現するには、このLCCM賃貸集合住宅の商品化が重要です。
2022年10月、当社の全国8営業エリアにおいて、国内初となるLCCM基準を満たす企画型賃貸集合住宅の新商品『NEW RiSE LCCM(ニューライズ エル・シー・シー・エム)』の販売を開始しました。今後も、「LCCM賃貸集合住宅」の普及に取り組むことで、建物の資産価値・社会的価値向上と、企業活動を通じた脱炭素社会の実現に貢献していきます。
事業所への再エネ導入
RE100早期達成のためにも継続的に導入を
大東建託グループ主要3社の全国の636事業所に対し、通常電力から再エネ電力への切り替えを2021年度からスタートしています。今後も継続的に切り替えを進めていくことにより、RE100の早期達成を目指します。
2.エネルギー効率の向上
本社ビルのZEB化
本社ビルであるイーストタワービル(東京都港区)を省エネ改修し、国内初の10万m2を超える規模の既存物件ZEB化認定を取得すべく、ビル全体の省エネ計算を進めています。
グループ事業所の電気使用量削減
全国の事業所で 電気使用量削減を
国内グループ会社の各事業所において、LED照明の導入や、クールビズの実施を通じた電気使用量の削減を図っています。
2021年度からは、働き方改革の一環として支店単位の休業日を設定し、電気使用量のさらなる削減を推進しました。
2021年度からは、働き方改革の一環として支店単位の休業日を設定し、電気使用量のさらなる削減を推進しました。
エコドライブ推進とEV車導入
社用車のCO2排出量ゼロを目指して
全国で保有する社有車約6,500台ほど(グループ主要3社では約1万台)の稼働により、年間で650万ℓものガソリンを消費しています。
そのため、エコドライブ10箇条を掲げ、ガソリン消費量の削減による環境負荷低減を図っています。また、2030年社用車のCO2排出量ゼロ達成のため、EV車・HV車の導入割合100%を目指して計画を策定中です。
そのため、エコドライブ10箇条を掲げ、ガソリン消費量の削減による環境負荷低減を図っています。また、2030年社用車のCO2排出量ゼロ達成のため、EV車・HV車の導入割合100%を目指して計画を策定中です。
3.持続可能な木材調達と活用
CLT活用「 フォルターブ」1号棟が完成
独自の工法で「都市の木質化」へ
CLT工法による4階建て賃貸住宅「フォルターブ」1号棟が千葉県船橋市で2022年6月に完成しました。
CLTは強度と環境配慮を兼ね備えた建材として注目されており、独自工法によってCLTを建物商品に採用することで「都市の木質化」へ挑戦しています。
CLTは強度と環境配慮を兼ね備えた建材として注目されており、独自工法によってCLTを建物商品に採用することで「都市の木質化」へ挑戦しています。
国産木材の活用促進
国内の森林を守りCO2削減
建築資材における国産木材の活用を促進しており、2021年度は18,000m3の国産木材を使用しました。
国産材を活用することで、国内の森林を保全し、森林がもつCO2吸収機能を高めることが期待できます。また、国産木材は輸入木材と比べて輸送時のCO2排出抑制にもつながります。
国産材を活用することで、国内の森林を保全し、森林がもつCO2吸収機能を高めることが期待できます。また、国産木材は輸入木材と比べて輸送時のCO2排出抑制にもつながります。
<参考情報>