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SDGs推進のスタート! 大東建託グループ経営層向けSDGsワークショップを開催

「夢や将来を託すことができる企業・誇れる企業」を目指す大東建託グループにとって、「夢や将来」を左右するSDGsは、決して無視できない目標です。これからどんどん推進していきたい!!ですが…「事業を以って貢献する」と言葉にすることは簡単でも、実際にスタートを切ることはなかなか容易ではありません。

そこで、大東建託×SDGsの基礎作りとして、2019年7月23日、こども国連環境会議推進協会様、大日本印刷株式会社様のご協力のもと、当社経営層向けSDGsワークショップを開催しました。

ワークショップは、こども国連環境会議推進協会 吉岡様の講義からスタート。「SDGsの基礎」と「SDGs×事業機会」の2つの視点からお話をいただき、当社グループとSDGsとの距離をグッと近づけていただきました。

続いて、限られたお金と時間で、環境・社会・経済のミッションをクリアしていくカードゲーム「2030SDGs」を実施しました。最初はそれぞれのテーブルで、自身に与えられたミッションにだけ集中する方々が多かったのですが…

中間フィードバックで「経済だけ成長しても、事業が持続できず、ゲームがクリアできない」「他者と協力をしなければ、ミッションが達成できない」など「SDGsの考え方」を伝授され、迎えた後半戦では、席を離れ、目標達成に向けた協力者を探す姿が増えました。ついには、社長の小林から「環境の数値を上げろ!」などの命が下るなど、カードゲームとは思えない熱気に…

ワークショップ後半では、与えられたお題にレゴブロックと感性で応える「レゴシリアスプレイR」を実施しました。一見遊んでいるようにしか見えないのですが…「まず当社内で取り残されている人間は誰か」「環境・経済・社会は表裏一体だが、中でも当社だから推進するべき優先順位を決めるべきではないか」など、SDGsを自分ごと化した声がそこかしこで聞こえてくる、有意義なワークショップとなりました。

国際情勢のめまぐるしい変化を背景に、農業用肥料の価格が高騰しており、農家にとって大きな負担となっています。そのため、広島県をはじめとする全国の自治体では、肥料価格高騰対策事業を立ち上げ、肥料価格高騰にあえぐ農家の支援を行っています。このような状況に着目した広島営業所は、当社グループのオーナー様を含む地域の農家を支援するため、管理建物の清掃時に回収される枝葉で「腐葉土」を生成し、有機肥料である「堆肥」として地元農家へ配布する取り組みを発案しました。

当初は当社グループの管理建物から回収された落ち葉や枝葉だけを使い腐葉土を生成する予定でしたが、取り組みを知った賃貸住宅オーナー様の「落ち葉だったら、家にもあるからそれも使ってはどうか」との声をきっかけに取り組みが拡大。腐葉土生成では、オーナー様の田畑をお借りするなど、オーナー様との新たなコミュニケーション機会を創出することに繋がりました。

喫緊の社会課題に貢献するとともに、オーナー様とのさらなる関係構築に繋がったこの活動は、社内でも高く評価され、SDGsアワード2022で優れた取り組みに与えられるGood Practice賞を受賞しました!

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