サステナブログ

いよいよ本格始動!

2020年10月から始動したSDGs・ESG経営推進プロジェクト。2021年4月には経営企画室内にサステナビリティ推進課を立ち上げ、SDGs・ESGを経営の主軸とするための社内体制が整いました。

いよいよ本格始動した大東建託グループのSDGs・ESG経営!そこで改めて、プロジェクト事務局の2人が小林社長と対談しました。

SDGs・ESGをベースに経営に取り組んでいく背景

【小林】当社は賃貸住宅で200万人を超える入居者様が暮らす社会インフラを提供しており、人口数上位の政令指定都市と同じ規模。そこを踏まえると、私たちの社会的責任は、大変大きく、重たいものがあります。そのような部分を含め、世界共通のゴールであるSDGsをベースに、我々の役割をしっかりと認識する必要があると思い、SDGs・ESGをベースに経営に取り組んでいこうと考えました。

これまでも当社は、CSVの観点から事業を通して社会課題の解決に取り組んできました。結果として、エコ・ファースト企業の認定を受けるなど、環境や社会への取り組みが評価されることも増えてきました。それをさらに発展させたSDGs・ESG経営を推進することで、新たなビジネスチャンスを獲得できます。また、取り組まないことがビジネスリスクにもなり得ると考えています。


2020年10月21日開催の認定式の様子
(写真左:環境大臣 小泉進次郎、右:大東建託株式会社 代表取締役社長 小林克満)

【薗部】現在では、このコロナ禍においても、環境系の株式指数が上昇する、個人株主もESG投資に積極的になるなど、SDGs・ESGと経営が切っても切れない関係になってきましたね。

【小林】当社の中期経営計画「新5か年計画」でも「夢や将来を託され、継続して成長できる企業」を目標に掲げていますが、この目標の根底にもSDGs・ESGがあります。このようにSDGsをベースに経営に取り組んでいることは、海外の投資家から理解が得られやすいですし、SDGsが世界共通言語になったと実感しています。

SDGs・ESG推進をビジネスチャンスとするために

【小林】まずは、従業員がSDGs・ESGを正しく理解することが必要だと思います。
現状はまだ、当社のこれまでの取り組みとSDGs・ESGとの関係性が見える化しきれていない状態です。そこを改善し、自分たちがどのようなポジションにいるのかを社員が十分に理解する必要があります。

そうすることで、「私たちは世の中に対してどのような形で貢献できているのか」が具体的に理解できれば、従業員のモチベーション向上にもつながりますし、また何が不足しているのかが分かれば、事業や業務の改善につながります。

【大澤】これから入社してくるいわゆるZ世代は、SDGsネイティブとも言われます。

次世代に選ばれ、継続した成長を続けていくためにも、SDGsへの貢献は不可欠です。

そのことも、従業員一人ひとりが意識し、行動していくことが必要ではないでしょうか。

【小林】例えば、ZEHやLCCMの賃貸住宅が一棟建つとどれだけ環境保護に貢献できるのか、といったことを従業員が十分に理解し、お客様にしっかり説明することが必要です。

環境配慮型商品の販売は、先々の当社グループの資産価値に結びついていくといったモデルを示すことができれば、当社にとってSDGsはさらにプラスになると思います。

【薗部】SDGs・ESG推進のためには、重要な課題や要素を割り出して優先順位をつけ、社内に定着させることでビジネスチャンスにつなげていくことが重要です。

SDGs・ESG経営推進プロジェクトでは、当社グループのマテリアリティ(重要課題)を社内外に公表すべく、今まさに準備を進めています。

【小林】約半年にわたるプロジェクトの集大成ですね。大東建託グループが提供できる社会的価値や特に力を入れるべき事業を特定し、当社の成長に繋げるべくワンチームで取り組んでいきましょう。

代表取締役社長 小林克満 / 事業戦略室 課長 大澤正樹 / 広報部 チーフ 薗部あゆみ ※2021年5月31日時点

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