サステナブログ

「SDGs×未来予測ワークショップ」を開催!

賃貸住宅事業以外にも、太陽光発電事業や介護・保育事業、ガス供給事業など、さまざまな顔を持つ大東建託グループ。これら事業の推進に併せ、外国人技能実習生の受入れ支援やダイバーシティの推進、環境配慮型住宅の開発などの取り組みも進めています。このように、当社グループをカタチづくる要素はさまざまですが、これらの要素は、社会情勢や外部環境次第で、当社グループにとっての強みにも弱みにもなり得ます。では、今後訪れる未来社会においては、大東建託グループの何が強みになり、何が弱みになるのでしょう…?

大東建託グループ「SDGs・ESG経営推進プロジェクト」では、2020年11月、“未来社会の大東建託グループ”を考えることで、大東建託グループの“あるべき姿”見つけ出すためのワークショップ「SDGs×未来予測ワークショップ」を実施しました。

ワークショップスタート!

ワークショップには、プロジェクトメンバーである執行役員と、主要3社の経営企画・事業戦略部門責任者、総勢15名が参加しました。

まずは、未来社会で起こると予測される、「地元から出ない若者が増加する社会」「空気や水の汚染防止対策・浄化技術開発が必要になる社会」などの54個のメガトレンド※に対し、大東建託グループが“できること”“すべきこと”を個別に考えることからスタート!

※社会・経済・政治に大きな影響を及ぼす構造的な変革・変化

その後、各々が考えた「大東建託グループの“あるべき姿”」についてのディスカッションが行われ、「当社グループのノウハウで、こんな人たちも助けられる企業になるべきではないか?」という熱い意見が飛び出したりと、熱気あふれるワークショップとなりました。

ディスカッションを行うメンバーたち

実際にワークショップに参加したメンバーに、ワークショップに参加した感想と“未来の大東建託”に掛ける思いを聞いてみました!

業界で大きな影響力をもつ、私たちだからできること

泉 和宏 (大東建託株式会社 執行役員 工事統括部長)

私が今回のワークショップで考えた“あるべき姿”は、建て直しを前提としない、100年保証の賃貸住宅です。地域や時代の変化に対応可能な、リフォームを前提とした耐久性のある環境配慮型の商品を提案できる会社でありたいという想いからです。

当社は現在、労働人口の減少や高齢化による建設業界の人手不足の深刻化を打開する手段として、最新テクノロジーの導入や新技術の開発を進めています。例えば、ビス留めロボット「D-AVIS(デービス)」の開発です。

私たちが建てる賃貸住宅では、室内の壁や天井を固定するために1戸あたり約1万本のビス留め作業が必要なのですが、D-AVISの導入により、造作大工の作業負担を大幅に削減することが可能になります。脚立からの転落などの労働災害リスクの削減にも繋がりますし、安心・安全な労働環境の促進という点でSDGsの目標8(働きがいも経済成長も)のターゲット8.8に貢献できると考えています。

当社グループには、1万社を超える協力会社を抱える賃貸住宅業界のリーディングカンパニーとしての使命と責任があります。業界で大きな影響力を持つ当社だからこそ、未来に向けてチャレンジをし続けていきたいと思っています。世の中が大きな変革期を迎えた今を建設業界を変えていくチャンスと捉え、全従業員がSDGs視点を持ち、大東建託のあるべき姿や可能性を追求していきます。

最後に

当社グループを率いるプロジェクトメンバーが、未来社会の大東建託グループに熱い思いを持っていることが分かった本ワークショップ。

今回導き出されたアイデアや思いは、現在特定を進めている当社グループのマテリアリティ(重要課題)の材料として活用されています。特定されたマテリアリティは本ブログでもご紹介しますので、ぜひご注目期待ください!

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