サステナブログ

横浜市立南高等学校で企業講座を実施しました!

企業による取り組みが活発となってきたSDGs(持続可能な開発目標)ですが、学校教育の現場においては、企業以上に活発な取り組みが進められています。2020年11月14日、当社は、横浜市立南高等学校が開催している「TRY&ACT企業講座」にゲスト講師として参加させていただきました。

同校は、次世代のグローバルビジネスリーダーの育成を教育方針に掲げ、学校教育の中でSDGsを積極的に取り入れています。この講座は、2015年から、高校1年生を対象に開講されており、2019年からはSDGsを課題研究のテーマに設定し実施されています。当社は、国際的環境イニシアチブ「RE100」に加盟していたことをきっかけに、2019年から2年連続で参加させていただきました。

当社の会社紹介からスタート!

当日使用スライド

当日使用スライド

当日の講座は、当社の会社紹介からスタート。「なぜ大東建託グループは賃貸住宅を建てるのか」を軸に、人口減少、少子高齢化が進む現代で、賃貸住宅が選ばれ続ける理由をご紹介させていただきました。

また、当社グループのご紹介だけではなく、生徒のみなさんが普段あまり接点のない、会社の仕組みや様々な職種、キャリアプランについてもご紹介しました。

育児と仕事を両立しながら管理職を務める女性社員、一度就職してから海外留学を経て当社へ入社した中途入社の社員など、多様な経歴を持つ社員の生の声を聞いた生徒のみなさんからは、「今自分が思い描いている職業とは違った将来があるのかもしれないな、とワクワクした!」、「自分のキャリアや将来に対する新しい視点が得られた」など、嬉しいご感想をいただきました。

賃貸住宅で社会貢献!?「ミニ賃貸住宅コンペin南高」

アイデア出しをする生徒のみなさん

ベストアイデアに投票!

その後、生徒のみなさんに5~6人のグループに分かれていただき、「社会課題を解決する賃貸住宅」をテーマに、自由にアイデアを発想していただくワークショップを実施しました。

ワークショップ実施にあたり、アイデアのヒントとなるような社会課題一覧を用意していたのですが、そのヒントに目もくれることなく、開始の合図とともに、次々とユニークかつイノベーティブなアイデアを生み出す生徒のみなさん。普段から社会課題に対する意識を高く持っているからこそ生まれる、柔軟なアイデアと積極的な姿勢に、私たち社員も「この世代に選ばれるような企業にならなければ」と、気持ちが一層引き締まりました。

ワークショップの終盤では、数あるアイデアの中から全18個のアイデアを発表していただきました。その中から、食品ロスに着目した「冷蔵庫が庫内を管理し、不要な食材は入居者同士でシェアする」というアイデアが、生徒のみなさんの投票によりベストアイデアとして選ばれました。

大東建託グループのSDGsへの取り組み

当日使用スライド
当日使用スライド

最後に、生徒のみなさんに負けじと、当社が展開する社会課題解決型事業の一部をご紹介。

コロナ禍のテレワーク需要拡大を機に開発された「テレワーク対応型賃貸住宅プラン」 や、木のぬくもりを持ちながら、コンクリート同等の高い強度と断熱性を兼ね備えた木質建材として注目を集めるCLT(Cross Laminated Timber) を使った国内初の賃貸住宅商品など、建てることで社会課題や環境問題に貢献ができる商品が実際に生まれていることを知っていただきました。
こうして約2時間半にわたる企業講座が終了。生徒のみなさんからは、「自身の将来に繋がる経験ができた」といった嬉しいご感想のほか、「企業が“本業を通じてSDGsに貢献する”という姿勢を体感できた」というご感想もいただき、当社のSDGs貢献活動をご理解いただける機会となりました。

今回の講義を通し、今後私たちのお客様・同僚になる方々は、横浜市立南高等学校の生徒のみなさんのように、SDGsが当たり前のものとして身についている方々になるのだと再認識しました。次世代のステークホルダーに選ばれ、託される企業となるべく、SDGs・ESG経営をさらに推進してまいります!

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