サステナブログ

地域コミュニケーション活動レポート ー「すみたい いえ」仮囲いアート共同制作編ー

みなさんも街で建築現場の「仮囲い」を目にする機会があるかと思いますが、街なかで建築現場の「仮囲い」が目に留まった経験はありますか?
仮囲いとは、建築現場などで防犯や安全確保のために設置される仮設の塀のことです。最近では、自治体や企業のメッセージが掲示されていたり、著名なアーティストとのコラボレーションによる仮囲いアートが制作されたりなど、街の話題になることも増えてきました。そのような中、当社グループにおいても、地域のこどもたちとともに制作した絵を、施工現場の仮囲いに掲示する取り組みを全国で進めています。

今回のサステナブログでは、当社グループが推進している地域コミュニケーション活動の一環で実施した、地域のこどもたちによる「すみたい いえ」仮囲いアート共同制作の実施事例をご紹介します!

「地域コミュニケーション活動」とは?

地域コミュニケーション活動とは、地域の課題解決や地域活性化を目指して、当社グループが独自に行っている、地域と当社グループとの協働活動です。2022年11月より開始した取り組みで、全国の事業所が、あらかじめ決められた活動の中から地域課題や地域特性に応じた“当社グループらしい”活動を選択し、実施しています。

地域コミュニケーション活動 実施例 ※2023年11月末時点

・こども食堂での防災備蓄食の定期便サービス「ぼくまる防災ていきびん」試食会
・賃貸住宅の大家さん体験~模型を作って大家さんになろう!~
・当社グループ×地域のこどもたちによる仮囲いアート共同制作

今回ご紹介する「仮囲いアート共同制作」は、当社グループ施工現場の仮囲いに掲示する絵を、地域のこどもたちとともに制作する活動です。「未来の街」や「住みたい家」などをテーマとした絵を自由に描いてもらうことで、こどもたちに街や家について考える機会を提供しています。

当社グループ×地域のこどもたちとの仮囲い共同制作 in埼玉ヤクルト保育園

2023年8月24日、大東建託(株)三郷支店は、埼玉ヤクルト保育園わらびーもぐもぐ保育ルームとの協働で、「すみたい いえ」をテーマとした仮囲いアート共同制作を行いました。

まずはだいとくん紙芝居を使って、今日描いてほしい絵を説明!

絵を描き始める前に、大東建託の公式キャラクター「だいとくん」が登場するオリジナルの紙芝居を使い、こどもたちにどんな絵を描いてほしいか説明していきます。開始早々、三郷支店の苅田さんの読み聞かせに、こどもたちは夢中になっていました♪

いよいよこどもたちによる「すみたい いえ」の制作が始まります

紙芝居が終わったら、早速お絵かき開始!絵具やクレヨンを使って、こどもたちの体よりも大きな画用紙に、「すみたい いえ」の絵を自由に描いてもらいます。
まっさらな画用紙に、一体どんな「いえ」が描かれるのでしょうか・・・?

三郷支店の従業員も、作業をお手伝い・・・

そして1時間後、画用紙は素敵な「すみたい いえ」でいっぱいになりました!大人には決して描けない、カラフルでユニークな形の「すみたい いえ」がたくさん!

三郷支店 苅田さんに聞きました!イベントを開催してみてどうでしたか?

1歳から6歳が在籍する認可外保育園のため、実施にあたっては「紙芝居の後に、こどもたちが集中して絵を描いてくれるか・・・」と先生方も不安を口にしていましたが、当日活動をしてみると、6歳のお兄ちゃんが「大好きなもの」と住む家を描き始めてくれたことをきっかけに、他のこどもたちも「キャラクター」や「動物」など、自分の好きなものと一緒に描き始めてくれたことで、無事素敵な絵が完成しました。こどもたちからも、大好きなものと一緒に住む家が描けて楽しかったと、嬉しい感想をいただきました。
また、あまり自分から絵を描き始めることができない年少のこどもには、年上のこどもたちから「自分が描いた家の絵の中に、絵を描いてもいいよ」と声をかけるなど、こどもたちの優しいやりとりも垣間見ることができ、少人数ならではの優しく、心温まる活動となりました。

活動から数週間後、保育士の方から、こどもたちとお散歩をしていた際に掲示された仮囲いを見ることができたとのご連絡をいただきました。こどもたちも、自分が描いた絵が街に飾られているのを見て、とても喜んでいたとのことです。

施工現場に掲示されている仮囲い

今回の仮囲いアート共同制作を通じて、こどもたちが笑顔になってくれたことも嬉しいですし、事業活動の一環として、人々を笑顔にする仕事に携わることができ、私自身も楽しく活動することができました。地域の方々とのコミュニケーション機会にもなりますし、今後もぜひ続けていきたいです。

今後も地域のみなさまとともに、活動を続けていきます

今回ご紹介した仮囲いアート共同制作は、こどもたちに「まち」や「いえ」について考える機会を提供するだけでなく、当社グループの施工現場を通じて地域のみなさまに笑顔を届けることができる、未来を担うこどもたちの望む家や街のアイデアを聞くきっかけになるなど、当社グループにとっても有意義な活動になっています。
今後も当社グループは、地域のみなさまのご協力のもと、地域コミュニケーション活動を継続することで、当社グループの目指す「事業を通じた社会課題解決」の推進を図っていきます。

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