サステナブログ

地場企業・地元民として、地域課題に挑む!

突然ですが、クイズです。3月17日は何の日でしょう・・・?
アイルランドが緑一色に染まる「セント・パトリックス・デー」、日本で初めて少年向け漫画週刊誌「週刊少年マガジン」「週刊少年サンデー」が創刊されたことに由来する「漫画週刊誌の日」として有名な3月17日ですが、「みんな(3)」でSDGsの「17」のゴールを実現しようという意気込みが元となった「みんなで考えるSDGsの日※」でもあります。
この意気込みに倣い、今回のサステナブログでは、当社グループ従業員がSDGs達成への貢献と地域課題解決に奮闘した「大東建託グループ SDGsアワード」の5つの取り組みをご紹介します!

※2020年、SDGsについてのさまざまな企業の取り組みをより多くの人に伝えたいという思いから、共同PR株式会社の総合研究所(PR総研)が制定

\One Point SDGsアワードとは?/

当社グループの従業員が、自ら所在地域の課題や目標を調査し、課題解決に貢献する活動アイデアを考え、実際にチャレンジする、地域課題解決アイデアの社内公募プログラムです。SDGsアワードを通して、全国の従業員が所在地域の抱える課題を知るとともに、従業員が地場企業の一員として地域課題の解決に取り組む機会とすることで、豊かに暮らし続けられる社会の実現と当社グループの持続的な成長を目指しています。

大東建託 長野支店『住まいに関する意見交換会~障がいがあっても暮らしやすい家について~』

【実施した活動】

・大東建託グループみらい基金の支援団体である、障害児通所支援事業や放課後デイサービスなどを行う「特定非営利活動法人STARS(スターズ)」とコラボレーション!
・当社グループの新築建物を見ながら、障がいのある子どもと介護する家族が暮らしやすい家についての意見交換会を実施
・いただいた意見をもとに、障がい者とその家族が住みやすい「理想の間取り」を製作

意見交換会の様子

できあがった理想の間取り

【活動を終えて】

障がい者のご家族同士で、「住宅」や「暮らし」にフォーカスした意見交換をする機会は、今まであまりなかったのではないかと思います。いただいたご意見・ご要望は、当社グループが目指す「誰もが快適に暮らせる賃貸住宅」の開発・設計のヒントにさせていただくとともに、本取り組みを広く発信することで、社会におけるダイバーシティ推進の一助となれれば幸いです。

大東建託 八王子支店『未使用木材を活用した3つの地域貢献活動』

【実施した活動】

・現場廃材を活用した「スマートボール」作りを実施
・製作したスマートボールは、地域のこども食堂に寄付
・活動中の様子を動画で撮影し、学生向けに“モノづくりの楽しさ”や“チャレンジできる職場環境”を伝えるリクルート動画を制作

素材探しの様子

完成したスマートボール

【活動を終えて】

対面で“遊ぶ”という機会が減ってしまった昨今、廃材を活用したスマートボールで遊ぶことで、世代問わず対面でのコミュニケーションを増やすことができればという思いを込めて活動を進めました。活動を通じて、資源、そして人とのつながりの大切さをより一層感じることができました。

大東建託パートナーズ 広島営業所『営業所業務で生まれる「3つの産棄物」循環利用促進』

【実施した活動】

・塗装工事で余った塗料で建物周辺地域のガードレール塗装ボランティアを実施
・建替予定のアパートに残る設置して間もない住宅設備や植栽を、長期空室となっている部屋を持つ賃貸建物に譲渡・移設するスキームを検討・確立

ガードレール塗装before

ガードレール塗装after

【活動を終えて】

以前から日頃の建物管理を行う中で、解体建物に残された設置間もない住宅設備を廃棄する際に「もったいない」と感じていたことから、この活動に取り組みました。全国で発生する解体アパートの数を鑑みると、相当量の住宅設備を有効活用できる施策なので、今回検討したスキームを今後の当社の活動に生かしてほしいです。

大東建託 福岡東支店・唐津支店『コミュニケーション支援ボードを活用した障がい者・日本語理解困難者の入居支援』

【実施した活動】

・(一社)佐賀県聴覚障碍者協会ご協力のもと、聴覚障がい者や日本語理解困難者がいい部屋ネットの店舗で使用できるコミュニケーション支援ボード(絵や文字を指さしして意志を伝えられるボード)を製作
・社用スマートフォンに導入されている聴覚障がい者とのコミュニケーション支援アプリの利用促進
・製作したコミュニケーション支援ボードを使用し、いい部屋ネット佐賀駅前店で聴覚障がい者のお客様のお部屋探しをお手伝い

実際にコミュニケーションボードを使ってご案内

作成したコミュニケーションボード(一例)

【活動を終えて】

「不動産屋は耳が聞こえないと相手にもしてくれない」という言葉を聞き、ショックと同時に、当社に何かできる事が絶対あるはずだと思い、この活動に取り組みました。店舗へのコミュニケーションボード設置や、手話対応者の配置など、“リーディングカンパニー”として、“誰ひとり取り残さない社会”の実現を目指し、グループ全体で取り組んでほしいです。

大東建託パートナーズ 鹿児島営業所『雨水でサステナブルなアパート管理~敷地美化・災害時の有効活用~』

【実施した活動】

・オーナー様のご協力を得て、当社グループの管理建物に貯水タンクを設置
・貯まった雨水を使用し、駐車場清掃や植栽の水やりに活用
・雨水を活用することによる節水量や水道代金の変化、および雨水活用に伴うリスクを検証

容量3,000ℓの雨水タンクを設置

雨水を使った建物清掃を実施

【活動を終えて】

普段建物管理をする中で、絶対に欠かせない存在「水」を上手く活用できないか、と考えた事がきっかけでした。検証の結果、節水効果だけではなく、災害時の活躍も期待でき、雨水活用の普及で少しでも会社・社会に貢献できるのではないかと期待しています。

“地場企業”“地元民”として、地域課題解決を目指す

SDGs達成への貢献と地域課題解決を目指した、当社グループ従業員によるサステナブルな取り組み、いかがだったでしょうか?
3月下旬現在、「役員プレゼン審査」と「ステークホルダー投票審査」の2つの最終審査の真っただ中ですが、各チーム接戦を繰り広げています。地域および当社グループへの貢献度が最も高い活動「SDGs オブ・ザ・イヤー」に輝くのはどの施策なのか・・・?結果は2024年5月に発表予定です!
日頃からお世話になっている地域とそこに住まう方々が、これからも豊かであり続けるために・・・今後も当社グループは、“地場企業”“地元民”として、地域のためにできることを探求・実践し、地域と当社グループの持続可能性向上に貢献していきます。

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