サステナブログ

建物管理で回収される枝葉を有効活用

~大東建託パートナーズ広島営業所のサステナブルな取り組み~

5月に開催されたG7サミットで、日本中、そして世界から注目を集めた広島県。そんな広島県には、当社グループきってのサステナビリティ推進拠点『大東建託パートナーズ 広島営業所』があります。SDGsアワード2022でもGood Practice賞を受賞した広島営業所は、なぜサステナビリティ活動に積極的なのか・・・?

今回は、広島営業所の行ったサステナブルな取り組みを紹介するとともに、広島営業所がサステナビリティ活動を推進する理由に迫ります!

\One Point!SDGsアワードとは?/
SDGsアワードとは、当社グループの従業員が、所在地域の課題や目標を自ら調査し、課題解決に貢献する活動アイデアを考え、実際にチャレンジする、地域課題解決アイデアの社内公募プログラムです。SDGsアワードを通して、全国の社員が所在地域の抱える課題を知る機会とするとともに、社員が地場企業の一員として地域課題の解決に取り組むことで、豊かに暮らし続けられる社会の実現と当社グループの持続的な成長を目指しています!

広島営業所のさまざまな取り組みを紹介!

管理建物で回収される「落ち葉」を「堆肥」に・・・?

国際情勢のめまぐるしい変化を背景に、農業用肥料の価格が高騰しており、農家にとって大きな負担となっています。そのため、広島県をはじめとする全国の自治体では、肥料価格高騰対策事業を立ち上げ、肥料価格高騰にあえぐ農家の支援を行っています。このような状況に着目した広島営業所は、当社グループのオーナー様を含む地域の農家を支援するため、管理建物の清掃時に回収される枝葉で「腐葉土」を生成し、有機肥料である「堆肥」として地元農家へ配布する取り組みを発案しました。

当初は当社グループの管理建物から回収された落ち葉や枝葉だけを使い腐葉土を生成する予定でしたが、取り組みを知った賃貸住宅オーナー様の「落ち葉だったら、家にもあるからそれも使ってはどうか」との声をきっかけに取り組みが拡大。腐葉土生成では、オーナー様の田畑をお借りするなど、オーナー様との新たなコミュニケーション機会を創出することに繋がりました。

喫緊の社会課題に貢献するとともに、オーナー様とのさらなる関係構築に繋がったこの活動は、社内でも高く評価され、SDGsアワード2022で優れた取り組みに与えられるGood Practice賞を受賞しました!

オーナー様の田畑をお借りし、腐葉土を生成

過去には入居者様の不用品の循環を促す取り組みも・・・

ごみ処理時の二酸化炭素排出量低減や天然資源の無駄遣い抑止のため、世界的なプロジェクトとなっている「ごみの削減」。広島県広島市においても、市民・事業者・行政が一体となってごみの減量削減とリサイクルを推進しています。
一方、賃貸住宅を管理する当社グループにとって、建物敷地の美観を保つために「ごみ置き場」の清掃活動は欠かせませんが、ごみの再分別や清掃にかかる業務負荷が大きいことが長年の課題でした。

そこで広島営業所は、管理建物のごみ置き場に入居者様の不用品を回収するコンテナボックスを設置。入居者様が不用品を「資源ごみ」として手軽に分別できる環境を整備するとともに、集めた不用品を寄付団体や無料譲渡会へ提供することで、建物管理を起点とした資源循環を実現しました。ごみ置き場に対するクレームや管理スタッフの業務削減に繋がっただけでなく、ご協力いただいた入居者様からも「まだまだきれいな子供服を、また誰かに着てもらえるなんて嬉しい」「SDGsを身近に感じられて、環境のことを考えるきっかけとなった」など、多くの賛同の声をいただきました。

G7広島サミットクリーンキャンペーン活動にも自主的に参加!

広島営業所の社員は、プライベートでもサステナブルな活動に積極的です。G7広島サミットに合わせ、広島市で開催された清掃活動「ごみゼロクリーンキャンペーン」に、広島営業所の社員が参加し、世界のVIPをお迎えするお手伝いをしました。広島営業所のスタッフが、ごみ処理センターでポスターを見かけたことをきっかけに、営業所のみなさんがご家族とともに清掃活動に参加しました。

左からキャンペーン参加時の広島営業所の江本さん、林さん、對馬さんご家族

なぜ広島営業所は、こんなにもサステナビリティに積極的なの?

広島営業所のスタッフにその理由を聞いてみました!

あくまで個人的な考えですが、例えば建物で何かが壊れたときに、オーナー様に対処方法を提案し対応するなど、建物の管理・運営を担う大東建託パートナーズの営業所の仕事には、頼まれて、任されて始まる仕事が多いと考えています。やりがいも責任も大きな仕事ではありますが、こちらからアプローチする仕事ももっとしてみたいと感じていました。そのような気持ちと、会社が進めるサステナビリティ推進施策とがマッチしたこともあり、良いチャレンジ機会だと思って積極的に参加をしています。

また別の意見では、中途採用で入社した社員には他社で働いた経験がありますが、新卒の社員たちはこの会社での日々の仕事しか知りません。任されて始まる仕事だけではなく、私たちからアプローチする仕事にももっとチャレンジしてほしいと思いますし、自分がそうしてチャレンジしている姿を見せることで、営業所内にも自主性が醸成されればと思っています。

今までいろいろな活動を行ってきましたが、サステナブルという言葉の意味通り、これらの活動は継続的に行わなければ意味がないと思います。地域への貢献はもちろんですが、営業所での困りごとを解決するために、今後も積極的に活動を行っていきます!

社会から選ばれ続ける企業になるために…

全国に拠点をもつ当社グループにおいて、サステナブルな取り組みに積極的な拠点が増えることは、地域に合わせた取り組みが全国各地で展開されることにも繋がります。広島営業所のように、サステナビリティ推進に積極的な拠点を増やすことで、地域と当社グループの持続可能性を向上させ、社会に不可欠な企業として成長することを目指します!

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