プロ野球レジェンドOBが教える「大東建託 全国中学校野球教室」

2022年度は全国10会場で開催!

サステナビリティ

近年、中学校野球部の部員や公式試合は減少傾向にあります。また、野球経験のない教員が指導者となるケースも増え、青少年の野球を取り巻く環境の変化によってモチベーションや指導力の低下などが問題となっています。

日本プロ野球選手の経験者からなる日本プロ野球OBクラブ(公益社団法人全国野球振興会)では、野球に取り組む青少年のモチベーション低下を防ぐ活動や、教員の働き方改革まで含めた技術指導力の強化などに取り組んでいます。大東建託もこれらの活動趣旨に共感し、2021年から支援を行っています。
その支援活動の一環として行われた「大東建託 中学野球教室」は各地の中学校野球部員を対象に開催され、日本プロ野球OBが、基本的な技術指導を行います。球児たちが野球を心から楽しみ、野球の奥深さや素晴らしさを味わうことのできる野球教室を目指しており、プロ野球OBとの交流を通した野球のさらなる普及・振興に貢献しています。

左から元阪神の井川 慶さん、関本 賢太郎さん、狩野 恵輔さん

日本プロ野球OBクラブ(公益社団法人全国野球振興会)とは
元プロ野球選手を中心として、1994年に任意団体「日本プロ野球OBクラブ」として設立。以来、「野球に恩返し」を合言葉に野球技術の向上、振興及び野球を通じた青少年の健全育成に寄与すべく多くの事業を展開。今後も、「中学校野球部を対象にした野球指導・指導者講習会」を全国で展開予定。

「大東建託 全国中学校野球教室」 開催概要


2022年度は福島県、東京都、兵庫県、愛媛県、沖縄県など10会場で教室を開催し、中学野球部員、指導者あわせて 1,150名 に参加していただきました。

講師として
元西武ライオンズ:石毛 宏典さん、杉本 正さん、蓬莱 昭彦さん
元阪神タイガース:八木 裕さん、井川 慶さん、関本 賢太郎さん、狩野 恵輔さん
元中日ドラゴンズ:鈴木 孝政さん、野口 茂樹さん
元横浜ベイスターズ:遠藤 一彦さん、市川 和正さん
元広島東洋カープ:小早川 毅彦さん
など、多くの方にご指導いただきました。

野球教室の内容(3時間)


1.投げ方や野球への取組み姿勢
 ・ひじや肩に負担をかけず故障やケガをしない投げ方の指導
2.投手・捕手・内野手・外野手の各ポジションに分かれての守備練習
 ・投手には一人一人投げ方を見て腕の振り方や、足の上げ方などを指導
 ・捕手にはキャッチングや二塁へのスローイングなどを指導
 ・内野手にはボールに向かっていく時の足の運び方や捕球の仕方などを指導
 ・外野手には打球を追う時の腕の振り方や捕球の仕方などを指導
3.打撃練習
 ・アドレス、トップの位置、打撃の考え方などを説明
 ・ロングティー、トスバッティングをローテーションで実施
4.参加した中学生、指導者と講師の元プロ野球選手と記念撮影
参加者からの感想
(沖縄会場)
手の動かし方や腕の回し方が勉強になった。自分もうまくなれると思う。

(山梨会場)
山村さんに、投げるときに右足(軸足)の送り出しを教えてもらいました。
実践したら前よりいい球が投げられるようになり、とても勉強になりました。
今後キャッチボールから意識して、試合に活かしていきたいです。

(日本プロ野球OBクラブ)
3時間という時間は、あっという間に過ぎてしまいますが、一人でも多くの選手に野球の素晴らしさ・楽しさ、仲間とのチームワークの大切さを伝えていき、野球をより好きになってもらいたいという思いで、今後も全国で中学校野球教室を開催していきます。

岐阜会場での全体写真

福島第三中学校

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