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静かな室内、心安らぐ暮らしを実現する、遮音性能を目指して

遮音|静けさを標準装備した賃貸をつくる。

静かな室内、心安らぐ暮らしを
実現する、遮音性能を目指して

静けさをつくりだすために必要なことを

複数の世帯が一つの建物で暮らす賃貸住宅では、「音」に関するストレスやトラブルが少なくありません。上下階や隣の部屋から聞こえる音、あるいは自らが出してしまう生活音。大東建託では賃貸住宅に住まう方一人ひとりが心地良く暮らすための重要な要素として「遮音性能」の向上に注力しています。建物の外の音を遮断する壁、上下階に響く音を低減する床、昇降時の音が避けられない階段の遮音、生活排水騒音の低減…。賃貸住宅において遮音の工夫を凝らさなければならない箇所はいくつもあります。それらを一つずつクリアしていくことで、「静かな住環境」が実現します。大東建託では遮音性能を研究する実大実験棟で、日々テストを繰り返しながら、遮音性能の向上を図っています。

実際の建物を用いて高い「遮音性能」を日々研究

例えば床の遮音について、生活の中で生まれる騒音は2種類あります。子供が飛び跳ねたりしたときの「ドスン」という重量衝撃音(LH)と、玩具やスプーンなどを落としたときの「コツン」という軽量衝撃音(LL)。これらの騒音に対して高い遮音性能を発揮させるために、バングマシン(写真1)やタッピングマシンといった機器による実験を実施。人の耳が敏感に感じる音域での騒音を当社従来仕様より高いレベルで遮音することができました(図1)。さらに、隣戸との壁には下地の間柱を互い違いに配置して音が直接伝わりにくくする「千鳥配置」という工法を採用。水回りでも排水時の騒音を吸収する「防音配水管」を用いるなど、『深夜の郊外並の静けさ』を一つの基準に、より遮音性に優れた賃貸住宅を提供していきます。

開発室から、オーナー様へ

入居者の日常生活で発生する生活音は様々です。この様々な生活音には“気になる音”もあれば“気にならない音”もあります。入居者が快適に生活して頂くために当社では“気になる音”が“気にならない音”になるよう遮音性能の開発に取り組んできました。人の耳には聞こえる音もあれば聞こえない音もあります。当社はこの人の耳に“聞こえる音”に特化し改善することで入居者には快適な住環境を、オーナー様には資産価値の高い賃貸建物を提供します。

大東建託株式会社 技術開発部
岡本 修司

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