環境を守りながらメリットも
享受できる次世代型賃貸住宅へ
日本初ZEH(ゼッチ)基準を満たす賃貸集合住宅
大東建託は2017年に戸建住宅のZEH基準を満たす日本初の賃貸集合住宅を完成させました。そもそもZEHとは、年間の1次エネルギー消費量※がトータルでゼロとなる(ネット・ゼロ・エネルギー)住宅(ハウス)のこと(図1)。戸建てで普及してきたこの考え方を賃貸住宅にも応用したい、日本のエネルギー需給の抜本的改善に一役買いたい、そして環境に優しい賃貸住宅を作りたい、と当社がオリジナルで開発しました。このZEH賃貸住宅のオーナーメリットは、①断熱性能を良くすることで建物を高性能化し、資産価値を向上する ②快適な住空間を入居者に提供することで、入居率を安定させる など、効果は小さくありません。ZEH住宅はこれからの新しい賃貸経営のモデルとして大いに注目されています。
高断熱・省エネの設備仕様
賃貸集合住宅において、戸建てレベルのZEH基準を満たすためには、断熱性能の向上や、省エネルギー設備が必要となります。例えば外壁では、グラスウールにより断熱性を向上し、冬暖かく夏涼しい環境を実現。さらに、熱の出入りの最も大きい窓にはアルミ樹脂複合サッシ(図2)を採用し、大きな断熱効果を得たほか、結露防止や紫外線カットといった副次効果ももたらします。加えて、省エネ設備としては節水タイプのエコ水栓(写真1)やLED照明を用いることで水道光熱費を抑える工夫を施しています。
大東建託は、今後も賃貸住宅の太陽光設備搭載と高断熱化、省エネ設備の設置を進め、地球環境、オーナー様、入居者に大きなメリットのある商品を今後も増やしていきます。