私が関わっている設計のプロジェクトは、国内のある固有の場所ですが
大東建託の賃貸住宅は、1つのコンセプトが全国に広がり、
社会への影響力も大きいと感じています。
建築家としてこのようなプロジェクトにかかわることは
社会に対する務めや大きな責任を改めて考える機会になりました。
また、膨大な賃貸住宅の管理実績に基づく
災害時の物件被災データへアクセスできるプラットホームは、
適切な災害対策の根拠を欲する設計者にとって、重要な知見になります。
被災データを駆使しながら、今まで打ち破れなかった部分を一緒に考えることで
新しく気付くことがあるのではないかと、手ごたえを感じ、
そこに協力することはすごく意義があると感じました。
改めて考えると、賃貸住宅は民間の個人オーナーが持つ資産ですが、
その広がりや影響の大きさから、社会的資産・インフラと言えます。
どう作られるかが地域社会にとっても重要なことだと思います。
Dragon Court Village
愛知県岡崎市/木造2階/9戸の賃貸集合住宅
Silver Water Cabin
福井県/木造2階/個人住宅