ガバナンス

コーポレートガバナンス コーポレートガバナンス 事業リスクの認識 コンプライアンス プライバシーポリシー

社外取締役インタビュー

お客様、従業員、株主様の気持ちになって外部の視点ではっきり意見を述べ、業務執行チームと一緒に大東建託グループの未来を考えています 笹本 雄司郎 社外取締役 ガバナンス委員会委員長

自由闊達で公正・透明な取締役会 鍵は卓越した想像力と実現力

2015年度から、私は筆頭社外取締役の役割を担当しています。業務執行会議体の審議案件を把握するとともに、従業員との接点を確保し、リアルな現場の状況を社外取締役チームで共有しています。

当社の取締役会は、議題ごとに十分な時間を費やし、自由闊達に議論し、反対意見や追加意見にもしっかり耳を傾けます。上程すべき事項を意図的に隠すことはありませんし、公正で透明な運用がなされていると評価しています。

現時点での経営の課題を上げるとすれば、既存のビジネスモデルの殻を破る発想やエネルギーがあまり感じられないことや、取締役会のデザインが行きつ戻りつしている点でしょうか。これは、現在の賃貸経営受託システムが事業環境面で非常に恵まれ、従業員の不断の努力もあり、多くのお客様や株主様からご支持をいただいている反動かもしれません。不確実性の時代に立ち向かう経営として、油断することなく、卓越した想像力と実現力を発揮しなければならないと思っています。

変える勇気、変えない良識 時代の変化に即した成長

2015年6月に「コーポレートガバナンス・コード報告書」を公表して以来、当社のガバナンスの取り組みに対しお褒めの言葉をいただく機会が増えました。しかし、当社の本当の強みは、土地オーナー様のもとに地道に足を運び、時間をかけて信頼関係を築き、ご家族二世代のご満足を形にする、創業以来の営業スタイルにあると私は考えています。ですが、この営業スタイルも永久不滅ではありません。その強みを残しつつ、首都圏市場や新規事業を拡大する事業戦略、労働力や働き方の多様化などを踏まえたスタイルに『変容』していかなければ、持続可能な成長は実現しません。

現在、少子高齢化、地方の人口減少、金利トレンドなどが当社事業にどのように影響を与えるか、社内でシミュレーションを行っています。外食産業がコンビニエンスストアの躍進に苦しんでいるように、強烈なカテゴリーキラーが登場するかもしれません。当社は規模の強みを生かしてどのように収益基盤を固めるか、社会の隠れたニーズをいかにして取り込んで業界の先陣を切るか、ひいてはどのような価値を社会に創造するかを真剣に考えなければ、大東建託グループが社会に存在する意味がないと私は思うのです。

大東建託グループに求められる社外取締役 私が考える社外取締役

こうして考えますと、経営者として実績のあるプロフェッショナル、美的センスの高い専門家、若い世代や生活者を代表できる人材など多くの才能に、当社の社外取締役やアドバイザーとして参画していただいて、多様な視点を取り込みながら価値創造をレベルアップする必要があると考えます。

私自身は、ガバナンスやリスク管理の専門家なので、貢献できる範囲も限られています。しかし、いつも車の助手席に座っている女房のように、うるさいけれど、いないと寂しい社外取締役であり続けたいと思っています。

企業情報