出産も⽴ち会ったイクメン
予防接種は育休を活⽤

2013年に新卒⼊社。
⼦供の頃に親が営んでいたお花⾒の出店が建つ様⼦に興味を持ち、建築業界を志望。
趣味はゴルフ、スキューバダイビング。
⽣後6か⽉の息⼦が成⻑し、⼤好きな沖縄の海を⾒せてあげる⽇を待ち望むイクメン。

松⾒ 俊秀 MATSUMI TOSHIHIDE

本社

技術開発部

購買管理課

< 利用制度 >

  • 配偶者出産特別休暇
  • 育児休業

※ライフイベントに合わせた福利厚⽣制度はこちら

現場経験を活かした資材代替も
⼯期が遅れないよう全⼒サポート。

⼦供の頃に親がお花⾒のシーズンにお団⼦や焼き⿃を販売する出店を営んでおり、毎年桜が咲く頃になると何もなかった公園の⼀⾓にお店が建つ様⼦をワクワクしながら⾒ていました。シーズンが終わると撤去しますし、今思えばすごく簡易的なつくりだったのですが、それが建築に興味を持つきっかけでした。⼤学の建築学科を卒業後、⼤東建託に新卒⼊社しました。決め⼿はお花⾒の出店とは違って、地図に残り続ける建物を作る仕事ということ。アパートやマンションなど多種多様な物件を扱っているので、幅広い建築のスキルを⾝につけられることも魅⼒に感じました。

⼊社後は建設現場の施⼯管理を担当する現場監督を8年間経験し、2020年に本社の技術開発部購買管理課に異動。現在は、建設に使う構造材や屋根材などの配送管理を⾏っています。デスクワークは得意ではなかったですし、異動当初は覚えなければいけないことも多くて⼤変でした。しかし、現場の経験が業務に⽣きていることもあります。例えば、資材の代替です。コロナ禍の影響で、依頼された資材の在庫がないケースも出ています。そういう時はさまざまな資材を扱っていた現場監督時代の知識を⽣かして、代替できる資材を提案し、⼯期が遅れないようサポートしています。また、依頼された配送⽇がスケジュール的に厳しいこともありますが、多忙な現場の気持ちは痛いほど分かるので、なんとか要望に応えられるよう調整に動いています。

出産当⽇に休暇を取得し、
分娩室で⽴ち会うことが
できました。

昨秋には⼦供も⽣まれ、現在は⼦育ても奮闘中です。⽣まれた当⽇は、早朝に病院から「予定より早く産まれそうです」と電話があり、すぐに上司と同僚に連絡したところ、「業務のことは⼤丈夫だから、奥さんを⽀えてあげて」と⾔ってもらい、急きょ配偶者出産特別休暇を取得することができました。おかげで出産に⽴ち会うこともできました。分娩室ではつらそうにしている妻の⼿を握ってあげることしかできませんでしたが、⽣まれた瞬間は⾔葉では⾔い表せないほどの感動でした。

⽣まれてからも驚きの⽇々の連続です。現在は⽣後6か⽉なのですが、びっくりするほどかわいくて仕⽅がない(笑)。そして、驚くほど成⻑が早いんです。もうすぐ“ずり這い”を始めそうで⽬が離せません。もちろん、すべて⼦供のペースに合わせた⽣活なので、夜中に頻繁に起こされてしまうなど⼤変なこともあります。あと、予想外だったのが予防接種の多さです。そこで活⽤しているのが育児休業です。あえて1⽇ずつバラバラに取得することで、妻と⼀緒に⼦供を予防接種に連れて⾏くようにしています。平⽇だとスムーズですし、実はお⽗さんも⼀緒に来ているケースは多いんです。男性も⼦育てを頑張っているんだなと実感する機会にもなり、励みになっています。

男性が積極的に育児に関わることは、
仕事においてもいい影響を与えるはず。

部署では担当によって繁忙期が異なるのですが、お互いに⽀え合う態勢ができていますし、育児休業だけでなく、有給休暇も希望通り取得できる環境にあります。コロナ禍でテレワーク中⼼のため、同僚と⼦育ての話をする機会は限られていますが、すでに⼦育てがひと段落した先輩社員から「昔は仕事で外に出ていてばかりだったから、⼦供が育っていく姿をちゃんと⾒られなかったんだよ。在宅勤務は⼤変だけど、この機会に⼦供の成⻑を⽬の前で⾒守れるのはいいことだよね」と⾔われ、本当にその通りだと思いました。私⾃⾝、⼦供ともっと⻑い時間が過ごせるよう、より効率的に仕事を進めるようになりました。いずれは購買管理で培ったスキルを⽣かして、再び建設現場に戻って、施⼯管理のスペシャリストになりたいという⽬標もできました。

現在は社会的に男性の育児休業が広がってきました。⼤東建託でも男性社員に5⽇間の育児休業を義務づけていますが、欲を⾔えば、3か⽉や半年などもっと期間が延⻑されればいいのになと思っています。男性が育児に積極的に関わることは、仕事の⾯においてもいい影響を与えるはずです。とは⾔え、「家事も育児も私がしっかりやりたい」という妻の⾔葉に⽢えていて、まだまだイクメンには程遠いんですよね。⾃⼰採点するなら10点満点中4点くらいかな(笑)。これからは妻に割り込むくらいの気持ちで、育児に関わっていきたいと思っています。そして、妻と⼦供のためにも、もっと仕事を頑張りたいですね。