周囲のサポートのおかげで
現場監督でも育休を取得。
同業他社を経て、2017年に第二新卒入社。
俳優の阿部寛さんが建築士役を演じたドラマ
「結婚できない男」を見て、建設業界を志す。
施工管理を担当する現場監督、
そして1歳の子を持つ新米パパとして仕事も育児も奮闘中。
連日の育児は仕事より大変。
でも、心はリフレッシュ。
建設現場の施工管理を担当する現場監督として勤務しています。会社では有給休暇や育児休業など様々な制度を設け、休みを取ることを積極的に支援してくれていますが、私の業務は複数の現場を受け持ち、毎日現場が変化し続けるので、なかなかまとまった長期の休暇は取りにくいと感じていました。しかし、子どもが生まれて7か月が経った頃に「まだ育児休業を5日間取得できます」という社内メールが届き、上司に相談したところ、「じゃあ調整するから、まとめて5日間取ってみるか?」と言われ、逆に驚いてしまいました。私の部署には子育て中の男性社員が多くはなかったので、これまで周囲で男性が育児休業をまとまって取得した例がなかったですし、業務のこともあるので1日ずつバラバラに取得しようと思っていたからです。
相談から2か月後にまとめて育児休業を取得し、土日も含めて1週間つきっきりで子供の世話をしました。妻が母乳をあげる時以外は、オムツ交換もお風呂に入れるのも寝かしつけるのも全てを私が担当しました。これまで休日に育児を手伝うことはありましたが、連日は初めて。共働きの妻はこんなにも毎日忙しくしていたのかと身をもって痛感しましたし、はっきり言って仕事よりも大変でした(笑)。身体的な休暇には全くならなかったのですが、不思議と心はリフレッシュでき、すごく充実した育児休業になりました。
育休をきっかけに広がった
コミュニケーションの輪。
大東建託は本当に働きやすい会社だと思います。私は同業他社を経て入社しましたが、好きで自ら飛び込んだ道とはいえ、建設業界の働き方にはブラックなイメージを持っていました。実際に前職では働きづめだったので、当社に入社する際は充実した福利厚生だけでなく、法令で定められた以上にゆとりのある就業規則を見せられて驚きました。正直に言うと、働き始めるまで信じていませんでした(笑)。
思い返せば、妻が出産した際も会社に着いたと同時に「今から生まれる」と連絡があり、急きょ当日に配偶者出産特別休暇も取らせてもらいました。結局、出産には間に合わなかったのですが、生まれてすぐの我が子を抱くことができました。その時も、上司や先輩たちは「早く行ってあげなさい」と声をかけてくれましたし、同様に育児休業の際も嫌な顔一つせずにサポートしてくれました。また、育児休業中の写真を社内の共有サイトにアップしたところ、支店内だけでなく、他支店の方にも「子供が生まれたんだな」「ちゃんとお父さんやっているね」と声をかけられました。育児休業がきっかけでコミュニケーションの輪が広がったのも、予想外のうれしいことでした。子どもが生まれてすぐに育児休業を取得すればよかったと反省しているくらいです。第二子が生まれた時は、必ずすぐに取りたいと思っています。
子供が大きくなったら、
ここはパパが建てたと自慢したい。
当社の素晴らしいところは休業時のサポートはもちろん、それが正しいことだ、良いことだと思ったら、みんなですぐに取り組むことです。通常は大きな組織が動くには、時間も労力もかかるものですが、当社はやってみて違ったら変えればいいと、どんどん新たなことを取り入れて常に変化しています。私の業務でも小さなことの積み重ねですが、日々の改善がやりがいになっています。
現場では様々な業者さん、職人さんと共に仕事をしていますが、当初は指示をうまく伝えられず、思っていた場所と異なるところに大きな部材が置かれてしまい、他の職人さんの仕事の妨げになってしまった失敗もあります。トライ&エラーを繰り返しながら、思い通りに仕事が進んだときに達成感を感じます。そして、オーナー様の資産となるアパート、マンションという人生に関わるとても大きな商品を扱っていることも誇りです。自宅の近くにも私が施工を手掛けた物件があり、子供が大きくなった時に「ここはパパが建てたんだよ」と話してあげるのが今の夢です。より大きな仕事を手掛けて子供に自慢するためにも、現在は1級建築施工管理技士の取得を目指して勉強しています。社内では資格取得だけでなくステップアップの研修など様々なバックアップが整っており、同期とも切磋琢磨しながら充実した日々を過ごしています。