職場づくりの出発点は、
ダイセスへの取組でした。

都市開発コンサル会社を経て、2002年に入社。
「全力で仕事に打ち込み、早く切り上げる」がモットーの
名古屋支店の敏腕支店長。
家庭では亭主関白な一面もあるが、
家事も育児も任せっきりの妻に内心では頭が上がらない。

小林 充 KOBAYASHI MITSURU

名古屋支店

支店長

 

< 利用制度 >

  • 在宅勤務
  • フレックス
  • 有給休暇

※ライフイベントに合わせた福利厚生制度はこちら

実績を評価する会社で
実力を試したくて大東建託へ。

大東建託に入社する前は、都市開発コンサルティング会社で官公庁向けのビジネスに携わっていました。仕事自体は面白かったのですが、社内の雰囲気はどちらかというと保守的で、だらだら残業をしている同僚の方がなぜか給与が高いことが納得できませんでした。私は当時から「全力で仕事に打ち込み、早く切り上げる」のがモットーだったので、もっと実績で評価され、自分の実力を試せる仕事に転職したいと考え、当社に入社しました。

29歳の時に営業職で入社しましたが、すぐにこんなにやりがいのある仕事は世の中にそうはないと強く感じました。お客様が先祖代々受け継がれてきた土地という、命の次に大事な数千万円、数億円もの資産をお預かりするわけです。基本的には飛び込み営業なので、9割以上の確率で門前払いされてしまいます。営業マンは体ごと全力でぶつかって、お客様の心がやっと1ミリ動いてくれるか、くれないかという世界です。その分、何とか熱意が伝わって、「任せたよ」と資産をお預けいただいた時は、言葉に表せないほどの大きな喜びがあります。すぐに仕事に夢中になり、入社2年後には営業課長に昇進しました。その後は営業部長などを経験し、現在は名古屋支店の支店長を務めています。

スタッフが能力を発揮できる
働きやすい職場をつくること。

支店長としての私の仕事は、支店のスタッフが最大限の能力を発揮できるよう、働きやすい環境にしてあげることです。でも、これが本当に難しいんです(笑)。名古屋支店はかつての本社があった場所で、古くからお付き合いのあるお客様も多く、当社の中でも大きな規模の重要な支店の一つです。しかし、2019年の着任当時は業績も振るわず、スタッフの士気も高くありませんでした。そこで、最初に取り組んだのがDICES(ダイセス)という当社の支店健全経営ランキングでした。

ダイセスは業績だけでなく、生産性、人材育成、組織の活性化の4つのカテゴリーごとに様々な評価項目があり、働きやすい職場環境を整えることによって、より効率的に成果を出せる組織が作れているかを“見える化”した指標です。当時の名古屋支店は全国216支店の中で、196位という残念な順位に甘んじていました。ひと口に働きやすいといっても、何のこだわりもなく、だらだらと働いては仕事の成果が上がることはありません。やはり一定の規律やルールは必要です。そこで、まずは支店を挙げてダイセスランキングに徹底的にこだわることにしました。

「フレックス ノー残業デー」の
導入を通じダイセスで大躍進。

その中で実行した一つが、他支店の取り組みを参考にした「フレックス ノー残業デー」です。やはり仕事にはメリハリが必要です。週末の金曜日にフレックス制度を活用し、仕事を早めに切り上げてもらうことにしました。会社としては残業時間を削減できますし、スタッフも家族とゆっくり過ごすことができます。早く家に帰ることができれば、近場の温泉に一泊旅行に行けるかもしれないし、奥さんや旦那さんに夕食を作ってあげることもできます。私の場合は妻に家事を任せっぱなしなので、早く帰っても迷惑そうな顔をされてしまうのですが(笑)。なので、生意気だけどかわいい愛犬のアルをなでたり、ゴルフの打ちっぱなしに行ってリフレッシュします。

こうした取り組みの積み重ねで、20年末にはダイセスランキング19位まで躍進し、業績も大きく伸ばすことができました。これは「全力で仕事に打ち込み、早く切り上げる」という私のスタイルを支店のスタッフ全員に理解してもらい、自主的に取り組んでもらった部分も少なくありません。やはり仕事は与えられた指示も含めて、自らが考えて、求められる以上の成果を上げることが醍醐味だと思いますし、一人ひとりが個性的なアイデアを出しながら、臨機応変に対応できるのが当社の強みなんですよね。だから、私は仕事が面白くて仕方ないですし、そんな大東建託が大好きなんです。