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LAB

家族のカタチラボ

vol.4 もっとを、ほんとに。家族の成長に応える賃貸住宅

長く住める賃貸へ、
カギを握るのは「間取り」

20代・30代のカップルや家族の住まいのこれからを考えてきた「家族のカタチラボ」。 キーワードともいえる「定住」を実現するために、どんな部屋、どんなしくみが必要か。今回は少し具体的に考えてみます。

家族のライフステージの変化に対応して形を変えていく住まいにするために、ラボの調査や会議を通じて見えてきたポイントは「間取りをどこまでフリーにできるか」ということ。果たしてどんなアイデアで解決できるのでしょうか。

アイデア

リフォームやリノベではなく、
家族の成長に応える部屋

家族が成長しても快適に暮らし続けるためには、夫婦や親子が一緒に過ごす部屋、そして家族の一人一人の独立したスペースをどのような広さ、どのような形で確保するかが重要です。そして月日が経つなかでリビング、ベッドルーム、子供部屋、趣味の部屋などとして利用できるように変えていく必要があります。

間取りをフリーにする、といってもリフォームやリノベーションには工事が必要で相応のお金もかかります。それなら、あらかじめ間取りを自由に変えていくことを前提に作られた部屋はどうだろう?それができたら、きっと経済的な負担やストレスが少なく、長く住み続けることができるはずです。

壁の位置や形を変えると
部屋の機能や居心地が大きく変わる
  1. 2015年 仕切りを少なく部屋を広く「二人で暮らす。」
  2. 2017年 ゆるやかに空間を分ける「家族が増えました。」
    子育てのために
  3. 2022年 個別の部屋に区切る「子供が大きくなりました。」
    子供部屋もそろそろ

ミライがカタチに

フリーな間取りを
実現するのは、
動く壁

今回ラボが考えたのは“可動式の壁(パネル) = 動く壁”です。
壁や間仕切りとしての機能を果たしつつ、そのときがきたら壁を増やしたり伸ばしたりして、思い通りの間取りを実現していく。結婚、出産、子供の成長、といったライフステージや趣味などの変化に、もっともシンプルで簡単な方法で応えられる「動く壁」なら、間取りを上手に仕切れるはずです。

  • ◎スライドさせて空間を仕切る/開放する(ピンク色のパネル)
  • ◎2枚のパネル壁を使って部屋の角を凹ませる/膨らませる(黄色のパネル)
  • ◎3枚のパネル壁を使って空間を仕切る(位置が変えられる)/開放する(青色のパネル)

子供が小さいときはベッドルームを広くとり、子供の成長に合わせて、遊び場スペースがあるリビング、さらには独立した子供部屋や書斎、納戸などに展開することができます。

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