ARCHITECTS つくり手の想い

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高い技術力は、知識と挑戦の積み重ねから。

ディレクター 田﨑 俊幸 商品開発部商品管理課

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ゼネコン現場を経て住宅設計へ。多様な建築で培った技術の礎。

私の建築人生の第一歩は、ゼネコンの現場で学校や商業施設、鉄骨鉄筋コンクリート造の体育館から木造の戸建て住宅など、いろいろな構造の建築を経験することから始まりました。この経験を通じて技術の礎が築かれたと思います。そして、どんな建物にしろ、それらを使う・遊ぶ・住む・生きる・家族が増えるなど、結局は人の動きを考え計画するのが建築であると考えるようになりました。その考えから住宅業界で個人住宅の施工や設計に携わるようになり、2×4工法のメーカーでたくさんのお客様のご要望を形にしてきました。その後、マンションの設計及び設計監理を経て、大東建託に入社し、30年が経過しました。

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2×4の賃貸住宅を全国展開。会社の変革を支えるヒット商品に。

商品開発部への入社当時は、鉄骨造の事業系商品が主流でした。しかし私が担当したのは、大東建託として全く経験のない2×4工法の賃貸住宅。私を含めて2名だけで商品開発を進め、一部の地域になんとか半年で当社初の2×4工法の商品である「クレストール24」をリリースしました。その2年後、当時の社長が、木造2×4工法の商品を全国販売することを決断。そこで私たちが社長に提案したのが、今や日本中で各社が建設している「長屋建てフラット型式」のニュークレストール24です。この商品は全国で大ヒットし、やがて賃貸住宅市場を変え、当社自体をも2×4の会社へと変えた、実にエポックメイキングな商品となりました。

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技術開発や後進育成など、技術者としての挑戦は続く。

その後もずっと技術者として様々な挑戦に関わってきました。2×4のランバー材に変わるスチールハウスの工法開発をはじめ、分譲マンションの建設、さらには東日本大震災時の仮設住宅の建設、西日本豪雨災害の調査、そして6年前からは設計部という立場で全国の設計者や協力設計事務所への2×4や外構計画の研修なども手掛けるほか、学生を対象とした賃貸住宅コンペの立ち上げにも携わり、次世代の技術者育成にも携わっています。常に勉強を怠ることなく、設計する上でもなぜそうするのかを理解した上で形にできる、そんな建築技術者が増えてくれたら本望だと思います。

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