メンテナンスフリーの強き『壁』を
目指して
美しく長生きという発想
新築時には「ピカピカ」の印象だった建物でも、相応の築年数を経るとどうしても古びた感じがしてしまう。こまめに掃除などをしていても、なんとなくくすんでくる。美観の劣化は仕方がない、次の修繕、再塗装のタイミングまで我慢しよう…と諦めているオーナー様が多くいらっしゃいます。
耐久性の高い外壁材を使用すると建物の美観を保つだけでなく、建物の資産価値を向上させ、健全な賃貸経営を行うことができます。大東建託の外壁は、特に色あせと汚れのケアを同時に行える超耐候親水性塗料の採用により、紫外線による色あせを極限まで抑えます。また、外壁に付着した汚れの間に雨水が入り込み自然に洗い落とすセルフクリーニングが働き、長く美しさを維持します(図1)。
シーリングの品質が長期保証を支える
建物の外壁は耐久性や耐候性だけでなく、意匠性に優れた軽量のサイディングが使用されていますが、サイディング間の目地(シーリング)も雨、風、地震から建物を守るために重要となってきます。
大東建託ではシーリングの耐久性の向上も修繕サイクルを伸ばすための必要条件と考え、耐久性、耐候性を向上したシーリング材を開発しました。従来の4倍以上の伸縮実験にも強靱なゴム力で対応し、高い接着力を維持しながらサイディング材をつなぎ続けます(図2)。また、サイディング材の乾燥、収縮、建物自体の動きによるシーリング材の目地幅が拡大したとしても、応力を緩和することで剥離やシール破断が起こりにくくなり、一般的に10年目以降メンテナンスが必要になってくるところ、30年というメンテナンスサイクルを実現しています。