8月28日、大盛況のもと閉幕したHOUSE VISION2 2016 TOKYO EXHIBITION。「賃貸空間タワー」もメディアやSNSで取り上げられ大きな話題となり、非常にたくさんの方にご来場いただきました。各部屋や渡り廊下のような階段、庭など、タワーのいろいろなところから聞こえてくる、新しい空間の共有や住まい方の提案への驚きの声や共感の声に、非常に勇気づけられた30日間でした。
今回は、期間中にご来館が叶わなかった方や、もう一度見たいと思われている方のために、タワー内を撮影した360°のパノラマ画像を公開。さらに8月24日に行われた、「オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産」 北川大祐氏、三菱地所レジデンス株式会社 岡崎新太郎氏と大東建託常務取締役 小林克満によるトークセッションの模様をご紹介します。
個人の居室となる寝室から、住人みんなで共有し交流の中心となる広々としたダイニングキッチン、ライブラリー、お風呂、廊下や階段まで、従来の賃貸住宅から一線を画す画期的な空間を360°のパノラマ画像で再現。2016 TOKYO EXHIBITION閉幕とともに見られなくなってしまった「賃貸空間タワー」。見られなかった方も、もう一度見たい方も、バーチャルで追体験してください。
8月24日に行われたトークイベントでは、土谷貞雄氏をモデレーターに、ひつじ不動産 北川大祐氏、三菱地所レジデンス株式会社 岡崎新太郎氏、大東建託常務取締役 小林克満が出演。賃貸住宅の今後をテーマに、来場者の方も参加して1時間を超える熱いトークが展開されました。小林が「賃貸空間タワー」に込めた思い、賃貸住宅のあり方、インターネット時代ならではのニーズへの対応と新しいビジネスモデルへの可能性を語り、シェアハウス専門の総合メディアとして賃貸住宅業界に新しい風を吹き込み続けるひつじ不動産の北川大祐氏、高級マンション等のデベロッパーとして豊富な実績と高い先見性を持つ三菱地所レジデンス株式会社の岡崎新太郎氏が、その専門的な視点から時に賛同し、時に新たな可能性を考察しながら進展。住宅としてのプライバシー問題から社会体制の変化への対応まで、様々な観点から意見が交換されました。
トークイベントの模様を動画でご紹介しています。専門家3人が見通す賃貸住宅の未来、ぜひチェックしてみてください。
「オシャレオモシロフドウサンメディア ひつじ不動産」
代表
シェアハウスの発展を左右するのはプロダクトの力、住宅としてのクオリティにあると言う北川氏。「賃貸空間タワー」は足を踏み入れた瞬間に、その空間のクオリティの高さに圧倒されたとのこと。
三菱地所レジデンス株式会社
商品企画部 商品企画業務室
業務グループ長
個人的には非常に魅力的な住宅と言う岡崎氏。数十年に渡って住み続ける分譲と違って、価値観を共有できる期間に限って契約される賃貸ならではのアプローチといえるのでは、とその可能性を示唆。
大東建託株式会社 常務取締役
もちろん今回提案したそのままというわけにはいかないが、と前置きしながらも、「賃貸空間タワー」はぜひとも現実のものにしたいと力を込める。