賃貸未来研究所最後の20代所員がついに30代となってしまい、果たして私たちは20代のくらし方や考えていることを十分理解できているのだろうか・・・、自分たちが20代だったころの考え方をベースにしてしまっていないか・・・など、少々不安な部分が出てきた今日この頃。そこで、20代の心は20代に聞かねば! と当ラボを立ち上げ、生活意識や行動、価値観などから20代の住スタイルのホンネを探っていきます。
今どきの20代は、どのような「くらし」をしているのだろう?
まずはデータを見てみよう
※出典データ : HABIT/ex2016(博報堂調査)
対象者条件 : 東京50km圏内に住んでいる23歳~29歳男女
サンプル数 : 492s
毎日の生活で実践していること(生活の中で大切にしていること)


ファッション・身だしなみについて


時間をかけている興味関心分野(日常生活で心がけていること)


豊かな生活や心の充実を重視)


経済の低成長時代に生まれたことによる影響を受けてか「身の丈主義」と言われる20代は、生活全般にわたって地に足が着いた考え方を持っているようです。
モノ自体のステータスにとらわれず、コスパよく個性を発揮できるものを好み、また家族や友人など人との交流や体験などに価値を置く傾向が見えてきます。
さらに、男女毎にデータを見てみよう
※出典データ : HABIT/ex2016(博報堂調査)
対象者条件 : 東京50km圏内に住んでいる23歳~29歳男女
サンプル数 : 492s
男女別での消費行動


女性は幅広い興味を持つ高感度傾向
男性が「趣味娯楽を深める」がトップなのに対し、女性は「家事」がトップにくる現実派の側面がありつつも、「心身をリフレッシュ」や「食生活充実」「交遊」「健康維持」など幅広いことに時間をかけていることが読み取れます。
さらにさらに、エリア毎にデータを見てみよう
※出典データ : 2016年度 エリアHABIT調査(博報堂調査)
対象者条件 : 各都道府県に住んでいる15歳~34歳男女
*神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県はサンプル数が少ないため参考値
エリア毎での消費行動




意識の違いがある?
関東地方を都道府県別に見てみると、地方の20代ではコト消費が少なく、クルマなどモノ自体へのこだわりがあるようです。



データから見た20代の志向が机上の空論になっていないか、
もっと生の意見やホンネを聞いて
さらにブラッシュアップする為、
実際に20代の男女に集まっていただきました!
グループインタビューを実施します。
検証を深めるために、男女6名づつを3つのグループ分けて、
グループインタビューを実施します。
