サステナブログ

地域コミュニケーション活動レポート ー防災備蓄食試食会編ー

大東建託では、2014年より、自治体や地域の団体の活動に当社従業員が参加し、地域のみなさまと共に地域活性化を目指す「地域貢献活動」に取り組んできました。そんな「地域貢献活動」が、企業の責任としての地域貢献(CSR活動)から、事業を通じた社会課題解決(サステナビリティ経営)を目指す「地域コミュニケーション活動(以下、本活動)」へとステップアップしました。今回は、新たにスタートしたこの「地域コミュニケーション活動」についてご紹介します。

「地域コミュニケーション活動」とは?

本活動は、大東建託グループで働く全従業員を対象とした地域課題解決アイデアの社内公募プログラム「大東建託グループ SDGsアワード」の一環として、2022年11月より開始されました。

あらかじめ決められた地域との協働活動リストの中から、地域課題や地域特性に応じた活動を選択し、当社グループ主要3社※の全国の事業所が主催し活動を実施するもので、地場企業の一員として地域活性化に取り組むことによる地域への価値提供と、持続可能な街づくりへの貢献を目指しています。

※ 大東建託(株)、大東建託リーシング(株)、大東建託パートナーズ(株)
地域コミュニケーション活動 協働活動リスト ※2023年1月末時点
・社グループ×地域の子どもたちによる「みらいの まち」仮囲いアート共同制作
・こども食堂での防災備蓄食の定期便サービス「ぼくまる防災ていきびん」試食会


今回のサステナブログでは、こども食堂と協働で実施する「ぼくまる防災ていきびん」試食会の実施事例をご紹介します!

「ぼくまる防災ていきびん」試食会in子ども食堂

ぼくまる防災ていきびん
ぼくまる防災ていきびん(イメージ)

「ぼくまる防災ていきびん」とは、大東建託グループの社内ベンチャー制度「ミライノベーター」から生まれた、防災備蓄食のサブスクリプションサービスです。

非常食を食べ続けて15年のベテラン防災士が厳選した“特に美味しい備蓄食”の詰め合わせを、3ヵ月に1度ご自宅に届けるサービスで、保存料や添加物が少ない食品を採用しています。

※「ぼくまる防災ていきびん」は、2023年12月末をもってサービスを終了いたします。
実際に試食会を実施してみました!
2023年1月12日、大東建託(株)日立支店・水戸支店は、茨城県ひたちなか市で不登校児童の居場所づくりを行う「NPO法人ただいま」と協働で、同団体の運営するフリースクール「ふらっと」での防災備蓄食試食会を開催しました。

試食会当日、日立支店・水戸支店からは3名の従業員が参加。今回のブログでは、イベント開催のリーダーである日立支店・業務課の金澤さんにお話しを伺いました。

どうしてこの活動に参加しようと思ったのでしょうか?

私たちがイベントを実施することで、フリースクールに通う子どもたちに、少しだけいつもと違う体験を提供できるのではないかと思い、協働開催を提案しました。企画の説明に伺った際、賑やかでおしゃべりな子どもたちを見て、フリースクール「ふらっと」は、学校よりも慣れ親しんだ安心できる場所であるということが一目で分かりました。

この場所で一緒に備蓄食の試食・防災教育をすれば、きっと緊張しないで楽しんでもらえると思い、説明にも熱が入りました。

非常食を配布!

イベントを開催してみてどうでしたか?


みんなで楽しく試食

普段は事務所内で仕事をすることが多いので、こうして地域のこどもたちと一緒に活動できることがとても楽しかったです。

子どもたちはいつもの場所で安心して参加することができたようで、私たちにも気軽に話しかけてくれました。一緒におにぎりづくり体験をしながら「お湯は多めの方がおいしいよ!」と、おかわりしたおにぎりを頬張りながら教えてくれました。

防災教育アクティビティはいかがでしたか?

紙芝居のクイズに答える子どもたち
紙芝居のクイズに答える子どもたち

消防団が無償公開している防災紙芝居「こんなときキミならどうする?」の読み聞かせを行いました。

紙芝居の中に防災クイズがあるのですが、全員全問正解!災害は避けられないし、いつ来るかもわからない。だからこそ備えや教育が必要であると実感できただけでなく、それが子どもたちにも伝えられたと思います。

今後もこのような活動を続けたいですか?

楽しい取り組みなので是非続けたいです。地域の子どもたちと、楽しみながら家の防災や備えについて考える、いい機会になると思います。


今回ご紹介した防災備蓄食の試食会は、こども食堂の活動を支援し、地域のこどもたちに防災について考える機会を提供するだけでなく、当社グループにとっても、「ぼくまる防災ていきびん」を地域のみなさまに知っていただくこと、また提供している商品の「食べやすさ」や「作りやすさ」のフィードバックをいただく機会にもなり、地域と当社グループ共に有意義な活動になっています。

当社グループは、こうした活動を通じて、当社グループの目指す「事業を通じた社会課題解決」を推進するとともに、社会と当社グループの持続可能性の向上を目指します。

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