モックアップ工事でCLTによる大屋根の一部を再現
2019年3月から6月にかけて、CLTの大屋根の本工事前に、その一部を再現し施工性などを検証するモックアップ工事が
行なわれました。
都市部において、CLTの大架構や、先進的かつ大規模建築物の施工現場を間近で見学できる貴重な機会として、3日間にわたり、
一般社団法人日本CLT協会主催の「モックアップ工事見学会」も開催されました。
行なわれました。
都市部において、CLTの大架構や、先進的かつ大規模建築物の施工現場を間近で見学できる貴重な機会として、3日間にわたり、
一般社団法人日本CLT協会主催の「モックアップ工事見学会」も開催されました。
CLTモックアップ工事
モックアップとは、外観や機能の検討・確認を目的に試作される原寸大模型のこと。
ルーフラッグでは、過去に類のない大規模CLTを大架構の梁として使用することから、CLTの大屋根の一部(約10m×12m)を再現し、施工性などを検証しました。
使用するCLTパネルの材寸は最大で幅2,300mm、厚さ270mm、長さ11,800mmで、モックアップに使用したCLTパネルは解体・保管し、本工事でも使用します。
CLTを使ったルーフラッグの大屋根
ルーフラッグは、CLTを大架構の梁として使った三角形の大屋根が特徴的な建物です。長辺が60mの三角形の大屋根は、CLTを格子状に組み、屋根面を波板ガラス、壁面をガラスカーテンウォールとして採光性に優れたデザインを採用し、ボックス型金物でCLT同士を接合します。
使用するCLTは大屋根全体で約450・3、サイズは、最大厚さ270㎜、幅2,300㎜、長さ11,800㎜です。
CLT協会主催のモックアップ工事見学会
5月8日、9日、14日の3日間にわたり、都市部において、CLTの大架構や、先進的かつ大規模建築物の施工現場を間近で見学できる貴重な機会として、一般社団法人日本CLT協会主催の「モックアップ工事見学会」が開催されました。
見学会には、多くの建築関係者やメディアの方にご参加いただき、「CLT架構を間近で見学できて、貴重な経験になった」など、たくさんのご意見をいただきました。