空き家活用サービス

行政だけではなく、民間会社でも空き家・空き地の定期巡回・管理などのサービスを展開しているのですが、最近では、空き家を改修し、宿泊施設として再生・運営する事業もスタート開始されています。

まずは、空き家の有効活用方法について整理しましょう。

1つ目は、空き家や空き家を解体した敷地・跡地を自ら使用するという方法です。

例えば、建物をリフォームして自分で住居として利用する、建物を解体し跡地を貸駐車場にする、建物を解体し収益物件に建て替える等、様々あります。
フルリフォームする場合、高額の費用が掛かってしまいますが、新築するよりは安上がりで新築同様になるので、人気が高いのです。

2つ目は、空き家や空き家を解体した敷地・跡地を賃貸するという方法です。

例えば、建物だけを売却して土地は建物の買手に賃貸する、中古戸建として賃貸する、建物を解体し更地にした上で土地のみを賃貸する等の様々な方法が存在します。

いずれも田舎暮らしや古民家の人気の高まりから、空き家の賃貸や売買のニーズが増加しているのです。

3つ目は、空き家や、空き家を解体した敷地・跡地を売却するという方法です。

例えば、建物を解体して更地にして売却、中古戸建として売却、などの方法が存在します。

いずれの方法も、コストの点や、買手・借手の存在など一長一短なので、空き家をご所有の方は当該空き家の状態や、ロケーション、資金面等を考慮の上で、空き家の有効活用の豊富な経験のある専門家に相談すると良いでしょう。

老朽化した貸家の建て替えの為の立ち退きと空き家問題、いずれについても問題の所在と解決のヒントを紹介しましたが、実際の問題解決は、それぞれの事案の特性に応じた見通しや判断を誤らない為に、空き家問題や立ち退きの経験が豊富な専門の弁護士に相談すると良いでしょう。