空き家活用サービス

2014年の空家等対策の推進に関する特別措置法の成立以降、鉄道会社でも空き家管理サービスに乗り出す動きが見られています。

首都圏の相鉄ホールディングスや京王電鉄、近畿圏の近鉄不動産、阪急不動産等では、一般の不動産会社や警備会社等と同様に、月1～2回程度の巡回管理や報告書作成をするサービスを行っています。

各社共サービス内容に大差は無く、月額数千円で一戸建てやマンション、空き家等を対象に、敷地の見回りや郵便物の整理、庭木やゴミの不法投棄の確認、建物内の通気・通水、清掃等があります。

台風や地震の際に巡回するサービスも存在し、空き家所有者にとって安心の出来る内容でしょう。

こういった取り組みは、物件の資産価値の棄損を防ぐだけではなく、鉄道会社にとっても沿線イメージの向上に寄与するものとして注目されているのです。