空き家活用サービス

用語集

空き家問題
あきやもんだい
メディアを通して空き家問題という言葉をよく耳にしますが、一般的には、適切に管理されず放置されている空家が原因で周辺住民の住環境に衛生面、安全面で悪影響を及ぼしているような状況を空き家問題と言います。

この問題の背景には、日本が直面している少子高齢化という社会問題に加え、人口移動の変化や日本人特有の住宅に対する考え方、そして加速している核家族化など複数の要因が存在しています。

空き家問題の例は以下のようなものが挙げられます。

①人が住んでる住居と比べて、空きやは放火の対象になりやすい
②不審者が住み着いてしまい、近隣の治安が悪化する可能性がある
③大型地震によった、倒壊の危険性がある
④老朽化した空家の木材が飛散して、人的又は物的被害を与えてしまう
⑤地域の景観を損ねる
⑥ゴミの不法投棄の場所になりやすい

自宅の近くにこのような空きやがあれば誰もが不審がってしまいます。
ですが、空家等対策の推進に関する特別措置法が制定されるまでは、空き家に関する法律がなかったので、このように周辺住民の住環境に悪影響を及ぼすケースが日本各地で増加する事になったのです。

各自治体は条例を制定して問題の改善に取り組んでいたのですが、強制力の点で限界があり、放置される空家の効果的な対策にはならなかったので、法律制定の必要性が高まり、平成26年に空き家対策時別措置法の公布に至ったのです。

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