大東建託グループでは、認知症の方の安心を守り、介護施設やご家族の負担を軽減することを目的に、認知症の方が目的なく歩き回る事象を検知する介護補助サービスの事業化に向けた実証実験を2024年8月より開始しました。
介護、保育事業全般を運営する大東建託グループのケアパートナー株式会社と、紛失防止タグを活用しさまざまなサービスを展開しているMAMORIO株式会社と共同で、介護施設内から施設外へ離設(※1)した認知症の方を即時に検知し、事故を未然防止することを目的としています。
認知症の方と共に生活するご家族や、デイサービス等の介護施設で働くスタッフの不安や負担軽減を目指しています。
検証結果は良好で、設備からの離設発生から1分前後で検知が可能であると立証されました。
今後は検証課題を解決しながらサービス化を進めてまいります。
※1 介護施設や老人ホームなどで利用者が無断で施設から出て行ってしまうこと