大東建託では全国で常に約2,000カ所の施工現場を稼働しており、資格保有者が複数の現場を管理しています。しかし、現状では現場監督は工程の策定と管理、予算管理、品質管理、安全管理など、多岐にわたる仕事に多くの時間を費やしており、そのスキルが属人的になるなど、管理の効率化や可視化、そして管理品質の向上が大きな課題となっています。
このような背景を踏まえ、人工知能(AI)を活用して現場監督の業務を支援する「AI現場監督構想」を策定しました。この構想では、業務ノウハウや協力会社に関するデータを活用して現場監督の業務負担を軽減することで、2028年までに、現場監督一人当たりの業務効率を20%向上させることを目指しています。
その取り組みの第一弾として、全国の施工現場において、工程内検査AIを9月から導入します。
これらのAIの導入によって、現場監督の業務効率がどのように変わるのか、今後の効果を検証していきます。