大東建託

環境への取り組み

循環型社会

3Rの取り組み

 大東建託グループでは、施工現場や事務所において、廃棄物の適切な処理を行っています。特に施工現場では、排出量の多い特定建設資材に重点を置きつつ、現場での分別を徹底し、再資源化と排出量削減に努めています。

リデュース(Reduce)(発生抑制)

構造体となる建築木材は、施工現場ではなく工場で一括してプレカットを行うことで、効率的な木材の利用と施工現場における廃棄物の削減に取り組んでいます。工場でプレカットした建築木材を施工現場で金物接合する「エコプレカット工法」は、現場で排出される廃材を大幅に削減することができる環境にやさしい工法です。
また、資材の輸送時における梱包を簡素化するなど、施工現場の廃棄物削減に努めています。

廃材の削減
リユース(Reuse)(再利用)
外素材パレットの再利用

施工現場において外装材パレットのリユースを進め、同じパレットを複数回使用するサイクルを確立しています。

リサイクル(Recycle)

施工現場では、産業廃棄物分別表を掲示し、さらに従業員へは「産業廃棄物見える化分別カード」を配布し、分別処理の徹底を図っています。
建物の解体時に排出する木くずについてはチップ化し、新築工事にて使用する建材や資材へと活用する取り組みを促進しています。また、外壁サイディング端材については広域再生処理を実施することで最終処分量の削減を図っています。

リサイクル(Recycle)
分別品目は、廃プラ、石膏ボード、木くず、
その他がれき、コンクリートがら、金属くず、紙くず、
ガラス・コンクリート・陶磁器くずの8項目
木くずのリサイクル
プラスチックごみのリサイクル促進

マイクロプラスチックによる海洋汚染問題や東南アジア諸国で廃プラスチック類の輸入制限が始まるなど、廃棄物の中でも廃プラスチックの処理は世界的な社会問題となっています。
当社グループは、産業廃棄物処理業者と共同で施工現場から発生する廃プラスチック類のマテリアルリサイクル※1、ケミカルリサイクル※2、サーマルリサイクル※3を推進しています。それにより、リサイクル率が毎年徐々に向上し、2018年度には68.15%となりました。

※1 マテリアルリサイクル:廃棄物を製品原料として再利用すること 
※2 ケミカルリサイクル:廃棄物を化学反応により組織変換したあとに再利用すること
※3 サーマルリサイクル:廃棄物を焼却し、熱エネルギーを回収・利用すること

廃棄物の適正処理

施工現場で発生する産業廃棄物については、委託した産業廃棄物のトレーサビリティを確保できる電子マニフェストを運用しています。また、取引のあるすべての産業廃棄物処理業者については、年1回、収集運搬施設(車両含む)・中間処分施設・最終処分施設への現地調査を実施するなど、最終処分に至るまで厳正に管理しています。

アスベストの適正処理

アスベスト含有建材を使用している建物については、2014年6月に施行された「改正大気汚染防止法」および「改正石綿障害予防規則」に基づいた手順で適正に解体工事を行っています。解体工事で除去したアスベストについては「廃棄物処理法」に基づき、適正処理しています。

大気汚染の防止

解体現場での粉じんの飛散防止対策として、解体作業時には必ず防音・防塵効果のあるパネルやシートを設置して慎重に作業を行っています。また、必要に応じて散水を実施するなど、木くずやほこりなどが粉じんとして周囲に飛散することを防ぐ工夫を行っています。

解体現場におけるアスベスト飛散防止

建築された年代などからアスベストが使用されている疑いのある建物の解体にあたっては、「大気汚染防止法」および「改正石綿障害予防規則」に基づき、事前調査を実施しています。アスベストの使用が判明した場合は、作業者のアスベスト粉じんによる曝露被害防止や周辺地域への飛散防止のため、アスベスト使用箇所の囲い込みや封じ込めなどを行ったうえで除去するなど、適切な措置を行っています。

水質汚染の防止

施工現場には現場の状況に応じてノッチタンク(沈殿槽)を設置し、作業工程で発生する排水をノッチタンクを通過させた後に処理しており、水質汚染の防止に取り組んでいます。

現場に設置するノッチタンク
現場に設置するノッチタンク

有害化学物質対策

建材などの調達先に対して事前にMSDS※1の提出を求めるとともに、調達先によるF☆☆☆☆(Fフォースター)※2などの認証取得を確認することによって有害化学物質による影響の排除に努めています。
2018年度も調達建材・調達資材についてMSDS、F☆☆☆☆の取得などの確認に継続して取り組んでおり、確認の結果、問題となる有害化学物質の使用はありませんでした。
施工現場においては、品質管理システムの運用を通して、指定品以外の資材や接着剤などの現場持ち込みの排除に努めており、自社以外の活動や調達品などに起因する環境負荷の低減に取り組んでいます。

※1 化学物質安全性データシートまたは、製品安全データシート(Material Safety Data Sheet):化学物質や化学物質が含まれる原材料などを安全に取り扱うために
   必要な情報を記載したもの
※2 建築基準法のF☆☆☆☆(Fフォースター):ホルムアルデヒド放散等級の最上位規格(最も放散量が少ない)

エコキャップ運動を実施

当社グループではエコキャップ運動(ペットボトルキャップの回収)に積極的に取り組んでいます。これまでの継続した取り組みの結果、2018年度にはNPO法人エコキャップ推進協会より感謝状を授与されました。1kgのペットボトルキャップのリサイクルによって、約3,150gの温室効果ガスの削減効果があります。今後も継続してエコキャップ運動に取り組んでいきます。

エコキャップ収集個数1,185,338(2018年度)