環境、防災、ライフスタイル。
これが、賃貸住宅を選ぶ、新しい基準になる。
未来の木を育てています。日本の豊富な森林資源をいかし、
住まいと暮らしの未来を豊かにするためにできることを―。
CLTという新しい建材がその一翼を担うと大東建託は考えます。
CLTは、コンクリートに匹敵する強さと
環境へのやさしさを兼ね備えた木質系材料です。
私たちはCLTの普及によって、木材の循環利用で環境保全に貢献し、
都市の木質化で住まいと暮らしの新たな扉を開きます。
木のぬくもりを持ちながら、高い強度と断熱性を兼ね備えた建材です。
CLTはCross Laminated Timberの略称。その名の通り、ひき板(ラミナ)を並べた後、
繊維方向が直交(クロス)するように積層接着した木質系材料です。
厚みのある大きな板であり、建築の構造材の他、土木用材として橋にも使用されています。
環境性能が高いCLT
CLTの建物は、鉄筋コンクリート造に比べてCO2排出削減効果があります。
4階建て12戸のマンションの場合、CO2排出量の差は、約150t-CO2※です。
この削減量は、約34世帯が年間で排出するCO2量に相当します。
※建設時のCO2排出量及び森林更新の促進による炭素固定量を試算 (当社調べ)
高い耐震性
CLTの建物は、木の「強くて軽い」特徴を引き継ぎつつ、コンクリートに匹敵する強度のあるCLT壁で構成されています。密実で強固な壁が建物重量を支え、地震の揺れにも耐える構造です。材料の重さは、コンクリートの約1/5でありながら、壁の強度は、一般的な木造軸組工法の耐力壁に比べて4倍以上となっています。大地震を想定した振動シミュレーションにおいても、CLT壁、オリジナル金物が十分な強度を発揮することを確認し、地震に対して安心な集合住宅を実現しています。
安心の耐火性
大東建託のオリジナルCLT工法は、一時間耐火構造となっています。
躯体を耐火被覆材で全て覆うことで、火災が発生しても木部が直接火で焼かれることはありません。そのため、火災保険料も鉄筋コンクリート造と同じ等級が適用されます。
快適な断熱性
木材は、鉄やコンクリートに比べて熱を伝えにくい天然の材料です。
数値が低いほど熱を伝えにくいことを示す熱伝導率で比較すると、密実な木の塊のCLTは、コンクリートの1/13、鉄の1/440の熱伝導率です。
そのため、断熱性に優れ、夏の夜も寝苦しくなく、冬は足元から暖かさを感じることができます。
くつろぎの遮音性
CLTを用いた界壁は厚さ150㎜の密実なパネルにより、高い遮音性能を発揮します。
また、界床はLH-55の高い遮音性能を実現。
一般的な鉄筋コンクリート造と同等の性能を確保しています。
※試験場での実験値であり、個人差のある実際の感覚とは異なります。
建物の断熱性能UPと省エネ設備の導入で使うエネルギーを減らし、
さらに、太陽光発電設備の導入等で使うエネルギー量と同等の
エネルギーを生み出し、住宅の消費エネルギー量を「0」に近づける、
脱炭素社会に向けた環境にやさしい建物を目指します。
水害対策に特化した賃貸住宅の開発や、耐震性・耐火性に
優れた商品・工法の開発など、防災に配慮した賃貸住宅の提供で、
自然災害の多い日本においても安心して暮らせる居住環境を提供します。
「賃貸住宅そのものを防災対策へ」という考えから、水害対策に特化したDK SELECTの防災配慮型賃貸住宅「ぼ・く・ラボ賃貸niimo(ニーモ)」を開発しました。ニーモは、『いつもともしも どっち『にも』対応したフェーズフリーな賃貸住宅』をコンセプトに、「備えない防災」を目指して開発された商品で、1階の屋根付き駐車場とアネックス(離れ)は、普段は事務所やテレワークスペースとしても利用可能です。非常時に1階が浸水しても早期の原状復旧が可能なRC造にする、2階・3階にボートやヘリコプターからの救助活動に対応できるバルコニーを設置するなど、日常時だけでなく非常時にも役立つさまざまな工夫や備えを施しています。
[日常時]
開放的で健康的な住まい
[非常時]
“水害後”にも強い住まい